はじめに
ここでは掲示板の使い方について簡単に説明する。
簡単な使い方
まだ掲示板の中身を見ていない,という読者は次のリンクから 1 度掲示板を覗いてみて欲しい。
どうだったろうか。いろんな情報を 1 度に見せられて目が回り,掲示板へ参加したいという素晴らしい夢をくじかれそうになったかも知れない。しかし必要以上に恐れてはいけない。このマニュアル通りに実行すれば,「ファイルが見つかりません。」や,「容量不足です。」や,「例外 0E が発生しました。」などの無数のエラーメッセージから逃れ,充実した掲示板生活が得られるのだ。
読む
画面を見れば分かるように,発言は書き込み部分の下に表示される。一般には 10 発言ほど表示されていると思うが,後で説明するようにこの表示発言数を変更することもできる。
表示される発言内容の形式は以下の通りである。
書き込み
例えば,
などである。ここで上の名前の部分にリンクが張られているが,これによって彼(彼女,またはネコなど)にメールを出すことができる。
さて,画面に表示される最大発言数を越えた発言はどうなるだろうか。試してみれば分かるが,過去のものは表示されない。しかし安心して欲しい。過去の発言はしっかりと残っている。表示されているよりも古い発言がある場合は,
リンクが,また表示されているより新しい発言がある場合は,
リンクが表示される。これによって多くの発言の海を渡り歩くことが可能となる。もちろん
リンクにより最新のページへ戻ることもできる。
書く
さて,読み込みだけ覚えても,他人のわがままな発言を仕入れることしかできない。そこで,ここでは自分のわがままな発言を書き込む方法について触れておこう。
まずは名前を入力してみよう。本名や戒名,「じゅげむじゅげむ…」といった長い文字列を入力する必要は全くない。掲示板内で本人を識別できれば十分だからである。例を示したいが,掲示板内が「山田吾作」氏の発言で埋まってしまってはいけないので,ここでは省く。
次にタイトル,書き込みの内容を入力してみよう。注意点としては,
- <font> などのタグは禁止されているので書けない
- 半角カナを入力すると恐らく予期しない結果になるため,使用しない
ということぐらいだ。尤も,内容に問題がある場合はこの限りではない。
さて,書き込みの準備は整った。発言・更新ボタンを押してみよう。説明していない項目がいくつか残っているがまだ気にしなくてよい。どうだろうか。問題がなければあなたの書いた素晴らしいメッセージが掲示板に記載されていることだろう。もしエラーが出ている場合は,エラーメッセージに従って解決して欲しい。ほとんどは名前を書いていない,などの単純ミスだ。
まだ不安な読者は下の練習用スペースで訓練を積むとよい。但しここでは発言・更新ボタンを押しても有益なことは何もしない。
ところで書き込みを入力せずにボタンを押すとどうなるだろう。読者の予想を裏切って,処理は正常に終了する。ボタンにもあるように,これは画面を「更新」したのである。新しい発言がある場合は,この操作で常に最新の情報を表示できる。
ざっと見てみたが,使い方としてはこれだけ覚えていれば十分だ。たった今から掲示板のメンバを名乗ってもらっても構わない。また,本章を読み終わってより高度な使い方を知りたくなった,というスペシャリストを目指す読者は次の章も読んでもらいたい。そこでは主に掲示板を使い易くする為の設定を行うことになるだろう。
高度な使い方
前章を読んだ読者は既に発言の読み方,書き方をマスターできたことだろう。ここではそれに加えて,掲示板をより使いやすくする各種設定について説明しよう。
先ほどの入力フォームを見て欲しい。前章の説明中に使わなかった項目がある。e-mail,URL,1 ページの発言の数,コメントを付ける発言番号,設定,である。
まず「e-mail」,「URL」だが,これは恐らくあなたが考えているのと同様の動作を行う。すなわち,あなたの e-mail アドレスと Web ページ URL を私(と掲示板を読む人々)に教える。もし教えたくなければ前章のように入力しなくても全く構わない。
次に「1 ページの発言の数」だ。ここでは 1 画面に表示できる発言の数を指定する。つまり 30 を指定すれば 1 画面には 30 の発言が,1 を指定すればただ 1 つ(!)の発言が表示される。画面に表示されない発言を表示させる方法は前章でも書いたので,それを参照してもらいたい。
「コメントを付ける発言番号」。これは誰かの発言にコメントを付けたい時に用いる。入力しなければ新規の話題ということになる。また,コメントを付けたい発言の下にある
リンクにより,自動的に「タイトル」,「コメントを付ける発言番号」が設定され,コメントを付ける際のいくつかの作業を省略できる。
最後に「設定」について説明しよう。これは掲示板に入力する設定,すなわち名前,e-mail,URL,1 ページの発言の数を保存し,次回に入力する手間を省くために用いる(書き込み,コメントを付ける発言番号は保存されないが,これは当然だろう)。実際に保存するには,ここで「保存する」を選択すればよい。次の入力時には,保存した内容が表示されるはずだ。ちなみに 1 度設定を保存しておけば,設定を更新しようと思わない限り,後は「保存しない」を常に選択しておけばよい。
設定の保存にはクッキーを使っている。クッキーというのは,あなたが入力した情報をあなたのマシンに保存しておく為の機構である。すなわちクッキーでは,あなたから入力された情報しか得られないので,私にはあなたがどんな CD を聞くか,とか,あなたが 1 日何回トイレへ行くか,のような有益な情報は得られない。安心して設定を保存して欲しい。
その他
- ブラウザのリロード機能を使うと,入力データが再投稿され,同じ発言が 2 度投稿されてしまうことがある。この辺に詳しくない読者はこの機能をむやみに使わない方がいいだろう。画面を更新したい場合は,書き込みを入力せずに更新ボタンを押すことで,この目的が達せられる。
終わりに
以上掲示板の機能を見てきた。これだけのことを覚えればあなたも掲示板のエキスパートである。このマニュアルによって,読者に掲示板のあるエレガントな生活をプレゼントすることができたとすれば幸いである。