ここでは,マニュアル本編で触れられなかった,より詳しい情報について述べます。World Testerをもっと深く知りたい方はお読み下さい。
以前パジ氏からフリーの物理シミュレータを紹介され,「これは!」という衝撃を受け,いつか自分で作ってみたいと思っていました。で,結局作り出すきっかけのないまま4年ほど経過し,すっかり忘れてたんですが,まっちー氏から地球がぶつかり合うアニメーション(?)を見せられ,「これは作ってみるしか」と勉強を始めました。その後半年間,物理と数学の勉強ばっかりやり続け,ようやく見られるレベルになってきたので公開してみることにしたというのが経緯です。
物理シミュレータといっても,今では別に珍しい物ではなく,家庭用ゲームでも普通に使われ,ライブラリもあったりするので今更という感じですが,まあ結局作りたかったので作りました,ということで。
World Testerで実装している物理現象は以下です。
「World」Testerというからには空気抵抗や電磁気現象なんかもあるといいんですが,とりあえずはここまでってことで。
Ver1.1で物体定義を外部ファイルにできたので,次はやっぱりモデリング機能ですかね。GUIでペタペタ貼り付けられると物体定義を作ってくれる方も出てくるのではないかと。
次に,安定化と高速化はまあそれなりになってきたので,物理的に面白い現象を定義ファイルにして公式サイトで配布するような感じにしたいです。最終的には「ピタゴラス的な装置(?)」とかを作れるといいですね。