ツールボックス
ここではWorld Testerのツールボックスの使い方について述べます。ツールボックスは,World Testerで様々な操作や設定を行うウィンドウです。以下の各ページに分かれています。
メイン
メインウィンドウに物体を表示したり,メイン画面を操作したりするページです。
- 物体選択
- メインウィンドウに表示したい物体を選択します。ローカルPCにインストールされている物体のうち,一度に10種類の物体をツールボックスに登録できます。
- 追加
- 物体選択で選択した物体をメインウィンドウの中央に表示します。中央に物体がある場合は,ぶつからない位置に表示されます。
- 情報
- 物体の情報を表示します。物体のファイル名,名前,作者名,作成日,コメントが表示されます。
- 全削除
- メインウィンドウに表示されている物体を全て削除します。
- 更新
- 物体定義を更新します。物体定義を編集したり,テクスチャを変更した場合は,このボタンを押すと反映されます。詳細は「物体をカスタマイズする」を参照してください。
- バージョン
- バージョン情報を表示します。
- 一時停止
- メインウィンドウの時間を停止します。再び動かすには再開ボタンを押してください。キーボードの「P」キーでも同じ動作になります。
- コマ送り
- メインウィンドウの時間を最小単位(後述)だけ進めます。もう一度動かすには再開ボタンを押してください。キーボードの「S」キーでも同じ動作になります。
- 再開
- 一時停止またはコマ送りで止めた時間を再び動かします。キーボードの「G」キーでも同じ動作になります。
表示
メインウィンドウの画面設定を行うページです。
- 視点切り替え
- メインウィンドウの視点を,斜めからと上からに切り替えます。キーボードの「1」「2」でもそれぞれ同じ動作になります。
- ウィンドウのサイズ
- メインウィンドウの大きさを指定します。
- ズーム
- ズームの倍率を指定します。
- 裸眼立体視
- 交差法で裸眼立体視できるよう,画面を切り替えます。裸眼立体視についてはここでは説明しません。
定数
物理定数やその他の定数を変更するページです。
- 重力
- 重力が地球上の何倍かを設定します。デフォルトでは地球上での重力加速度になっています。例えば0にすると無重力になります。
- 跳ね返り係数
- 物体が跳ね返る割合を設定します。0だと全く跳ね返らず(完全非弾性衝突),1だと完全に跳ね返ります(完全弾性衝突)。
- 動摩擦係数
- 摩擦の大きさを設定します。0だと摩擦なし,1だと摩擦力が最大になります。
- マウスで与える力
- 物体をドラッグしたときにどれだけの力を加えるかを設定します。大きくするほど大きな力を加えることができます。(1最小単位時間に1ピクセルドラッグすると,その間,この値(ニュートン)の力が継続的に発生します)
- 時間の最小単位(計算の粗さ)
- 物理シミュレーションを何秒ごとに実行するかを設定します。この値が大きいと,スピードは速くなりますが正確性が下がって不安定になります。この値が小さいと,より正確なシミュレーションができますがスピードが遅くなります。マシンスペックと物体の複雑さに応じて設定して下さい。
- デフォルト
- 全ての値をデフォルトに戻します。なお,World Testerを再起動してもデフォルトに戻ります。
使い方
簡単な使い方を表示するページです。
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