2000/03/13 - プリコンパイル済みヘッダの使い方

プリコンパイル済みヘッダ。自分で作ったヘッダをプリコンパイル済みヘッダに指定すると,ビルド中に「プリコンパイル済みヘッダー ファイルではありません。」と言われる。

で,StdAfx.h を使う版のものを参考にして,プロジェクト自体の設定も,「プリコンパイル済みヘッダファイル(.pch)を使用」にすることでコンパイルできた。

参考までにプリコンパイル済みヘッダの使用方法。

  • 変更されることが少ないヘッダを選び,そのヘッダを a.h,それをインクルードしてるファイルの代表 1 つを a.cpp とする。
  • プロジェクトの設定で,プロジェクトの [c/c++]-[プリコンパイル済みヘッダ] の設定を「プリコンパイル済みヘッダファイル(.pch)を使用」にし,a.h を指定。
  • a.cpp の設定を「プリコンパイル済みヘッダファイル(.pch)を作成」とし,a.h を指定。
  • a.cpp 以外で a.h をインクルードしている cpp ファイルの設定を「プリコンパイル済みヘッダファイル(.pch)を使用」とし,a.h を指定。

以上で完了し,a.cpp 以外のコンパイルが高速になる。

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