プリコンパイル済みヘッダ。自分で作ったヘッダをプリコンパイル済みヘッダに指定すると,ビルド中に「プリコンパイル済みヘッダー ファイルではありません。」と言われる。
で,StdAfx.h を使う版のものを参考にして,プロジェクト自体の設定も,「プリコンパイル済みヘッダファイル(.pch)を使用」にすることでコンパイルできた。
参考までにプリコンパイル済みヘッダの使用方法。
- 変更されることが少ないヘッダを選び,そのヘッダを a.h,それをインクルードしてるファイルの代表 1 つを a.cpp とする。
- プロジェクトの設定で,プロジェクトの [c/c++]-[プリコンパイル済みヘッダ] の設定を「プリコンパイル済みヘッダファイル(.pch)を使用」にし,a.h を指定。
- a.cpp の設定を「プリコンパイル済みヘッダファイル(.pch)を作成」とし,a.h を指定。
- a.cpp 以外で a.h をインクルードしている cpp ファイルの設定を「プリコンパイル済みヘッダファイル(.pch)を使用」とし,a.h を指定。
以上で完了し,a.cpp 以外のコンパイルが高速になる。