楽譜表示のUI部分が完成。だいぶWPFに詳しくなった気がする。あとは楽譜表示に戻って8vaとか未実装な部分を実装すればとりあえずは完成か。
てことでWPF関連。プロジェクトを.NET 3.5ベースにしているとうまくいかないけど.NET 4.0ベースにしたらうまくいったケースがあったのでメモ。.NET 4.0はWindows 7デフォルトで入っていないが,Windows Updateに重要な更新で出てくるし,大丈夫でしょう。
1つ目。CheckBoxにbool型のプロパティをtwoway Bindingしている状況で,ある条件のときはsetterで何もせずに返すようなコードを書いた。チェック操作をしたけどチェックできませんでした,みたいなことをしたいのである。
XAML <CheckBox IsChecked="{Binding IsDisplay, Mode=twoway}">
C# bool IsDisplay { set { if(xxx) { return; } _isdisplay = value; PropertyChanged(this, new PropertyChangedEventArgs("IsDisplay")); } get { return _isdisplay; } }
この状態でチェックボックスをオフからオンに変えようとすると,プロパティはfalseのままなのにUIはtrueになってしまって状態が食い違う感じになってしまう。で結局プロジェクトを.NET 4.0ベースにするとうまくチェックがキャンセルされた。
2つ目。以下のようにListBoxでテキストラベルとそれ以外を配置しているようなケースで,テキストラベルを可変長(Width=”100*”とか)にしている場合,ウィンドウを1度でも広げていれば問題はないのだが,ウィンドウ表示時に画面を狭くしていると,レイアウトが崩れてしまう。
これも結局プロジェクトを.NET 4.0ベースにするとレイアウトが崩れなくなった。