Weather Typing 4.0の開発。長いことプラットフォーム対応やテストプログラムとかやってたけど、一段落したので、ようやく見た目とか機能面に着手できるようになった。公開はもう少し先だけど開発は順調。次バージョンがどうなるか軽くメモ。
- UI。3.3以降、プラットフォーム共通化で変な見た目になっていたが、Windowsへのローカライズで少しはまともになる。ちなみにユーザの表示は、結局RTCの左右UIではなく今まで通りの上下UI。多少表示を整理して文字を大きくしたり。
- 機能追加。観戦機能、正確性ルールの追加、勝利数の表示、ワードスピードの表示、入力不能時間のルール化、ワードの追加と削除、はだいたい完成。
- 仕様変更。ルール周りはだいぶ変わる。考え方としては、ルール設定者が自分の得意なルールを決めて相手に押しつけるというもの。ワードもルール設定者が決めるようにし、交替で相手のワードを打つのは廃止。ルールを誰が決めるのかはとりあえずホストにしてるけど、まだ検討中。
- 不良修正は、RTCで出ていたものを中心に対策。
RTCで出ていた不良のメモ。
- 対戦開始時に打ち込めなくなる問題。前の対戦でシフトOnで終わると、次の対戦開始時にシフトOffになるのだが、次の対戦前にキーを8打鍵(on+offで16打鍵)以上してしまうと、キーバッファが溢れてシフトOffが消えてしまう。RTCの動画を見ると分かるけど、結構な選手がカウントダウン中などにエアプレイをしているのでバッファが溢れる。さらに、コンピュータワードでは後半にシフトを押すワードが出ることが多く、起きやすくなっていた。
- 対戦開始時にラグが出る問題。3、2、1、0のカウントを、1000ミリ秒Timerで実現しているが、タイマー起動のタイミングが微妙にずれるのが原因。タイマーのタイミングが 1001 2002 3003 4003 とかだと1000未満を切り捨ててちゃんと1234になるのだが、999 1998 2998 3998 4998 みたいに1秒未満になってしまうと、1000未満を切り捨ててて01234になって1秒増える。たまに1秒未満になるとカウントが3、1、0みたいにスキップすることもある。WT2は60FPSで処理していて、WT3でTimerに変えたことでバグっていた。
- 打鍵時にマウスカーソルがちらつく問題。よく分からないけど、ローマ字表示の上にレイヤーを付けたら起きなくなった。レイヤーはワードスピード表示のためでたまたまだけど、起きなくなったからまあいいか。
この辺りは今日RTCの動画見ながら原因調査したけど、推理力と観察力と地道な捜査が必要で、プログラマの能力はプログラムだけじゃなくてこういった能力が大事だというのを感じる。
で、あとは大会用にホスト兼観戦モードみたいなのを追加するのと、通信のラグ改善を入れたらテストして完成かな。さすがに2/16のWarriors of Typingには間に合わないか。
あ、あとカウントダウンの音か。一応書いておかないと怒られる。