どうでもいいが,VC のアウトプットウィンドウのスクロールバーを操作している最中にキーを押すと文字が書き込めることを発見。って本当にどうでもいいけど。


印刷に挑戦。デフォルトの印刷処理ではダメなので,まず CView::OnBeginPrinting に処理を加えるが呼び出されない。ここで数分悩んだが,原因判明。結局派生クラスを作ったときに勝手に CView::OnBeginPrinting オーバーライドされていたからだった。印刷処理を基底クラス(CEditorView)で記述していたのに,実際には派生クラス(CXXXView)の仮想関数が呼ばれていたのだ。


フォントダイアログ。@ 付きのフォントを選択させない方法。CFontDialog のコンストラクタの第 2 引数に CF_SCREENFONTS | CF_NOVERTFONTS を指定する。

MFC でドキュメントを保存するかを聞くダイアログボックスを出す方法。CDocument::SaveModified を呼び出す。

だったが,その後 CWinApp::OpenDocumentFile を直接呼び出すことでファイルを開くという目的は達せられたので使わなかった。


エディタ。SHIFT を押していないのに選択されてしまうというバグにずっと悩んでいたが,問題らしき箇所がやっと見つかった。

if(::GetAsyncKeyState(VK_SHIFT))

となっていたのだが,正しくは

if(::GetAsyncKeyState(VK_SHIFT) < 0)

というか今まで正しく使っていたのだが,何故か今回はこうなっていた。これで直るといいんだが,必ず再現する方法が見つからないため確かめられない。

# でいいようだ。


ユーザー定義メッセージ。コンボボックス内のエディットコントロールをサブクラス化し,WM_KILLFOCUS をユーザー定義メッセージでコンボボックスに通知しようとする。が,メッセージが流れてこない。でいろいろ調べてみると,ユーザー定義メッセージの WM_USER + n は MFC がいくつか使用しているとのこと。これをバーンと WM_USER + 1000 にしたら無事動いた。でも前作ったやつは WM_USER + 1 で動いてたんだけど。まあいいか。

# ::RegisterWindowMessage を使用した方がよい。

STL。copy アルゴリズムを使おうとして落ちる。copy アルゴリズムとかは勝手に要素数を拡張してくれるわけではないのか。

copy(l.begin(), l.end(), back_inserter(v));

のように back_inserter を使うことで解決。

DVIOUT を新しいキヤノンプリンタ用に設定。設定の解像度を 360dpi にし,見つからないフォントをそれぞれ生成。通常勝手に生成してくれるはずだが,なんかできなかったので手動。

  • dvi ファイルを開く。
  • DOS プロンプトで C:texsharetexmffontspkcxpubliccm に移動。
  • DVI ファイルを開いたときにできる Gen_font.bat の内容を実行。できた tfm ファイルを C:texsharetexmffontstfmptex に移動

これをエラーがなくなるまで繰り返せばよい。

時刻のチェックで,1 <= hour <= 23 としていた。これでは 0 時を表せない。正しくは 0 <= hour <= 23。


TeX。A・B のような点(かけ算)を入れる方法。すぐ忘れるので書いておく。cdot

# でいいと思うんですが。


TeX の section にラベルをはって他のところに埋め込む方法。section の下に label{aaa} を作り,ref{aaa},またはpageref{aaa} でアクセスする。

Visual Studio の DLL 等再配布情報を探す。Visual Studio ディレクトリの redist.txt に書いてあった。

メモリリークで,行番号が分からないときに問題箇所を発見する方法。C Magazine(ソフトバンク)1999.3 天元広海「VisualC++6.0 デバッギングテクニック」より

デバッガのクイックウォッチに,以下を追加

{,,msvcrtd.dll}_crtBreakAlloc=XXX

ここで XXX はメモリリーク検出時に出るアロケート回数。


コンボボックスのエディットボックスの取得。

combo.GetTopWindow();

以下のコードでメモリリーク。

struct A
{
};

struct B : public A
{
string b;
};

A *p = new B;
delete p;

原因は B のデストラクタが呼ばれないためで,A に仮想デストラクタを用意することで解決。

エディットコントロールなどをウィンドウに直接置く方法。

たまにハマるが,コントロールはメンバに持つようにする。スタックに作ると関数を抜けた瞬間にデストラクトされてしまう。必要なときに Create で作成すればよい。

m_edit.Create(WS_VISIBLE | WS_CHILD, rect, pParent, 0);

コールバック関数の定義。

typedef void (* CallBack)(void *pParam);
virtual void SetCallBack(callBack callBack, void *pParam);

のようにする。

今なら関数オブジェクトを使うが。

VC のリリース版でデバッグする方法。プロジェクトの設定で,C/C++ デバッグ情報-行番号のみ,リンク-デバッグ情報を生成する。で ok。もちろんエディットコンティニューはできないが。

ファイルオープンダイアログのカスタマイズ。まずダイアログテンプレートを作成し,stc32=0x45f の不可視グループボックスを作成。ダイアログはチャイルド,境界線なし,兄弟ウィンドウをクリップ,可視で作成。その後 CFileDialog 派生のクラスを作り,class wizard でテンプレートと結合。コンストラクタで

m_ofn.Flags |= OFN_ENABLETEMPLATE;
m_ofn.lpTemplateName = MAKEINTRESOURCE(IDD_FILE_DIALOG_EX);

とする。


コンボボックスのプルダウン幅の変更。リソースエディタでコンボボックスの矢印をクリックする。

太字にした時の文字の太さが GetTextExtent と違う。これは TEXTMETRIC の tmOverHang を加えればいい。が,選択したときに背景を反転させて描画するとその大きさまで反転してくれないので,自分で背景を描くことにする。


DrawText と TextOut を比較。TextOut の方が大分早いみたいだ。こっちを使うことにした。

フォーカス矩形,どうしてもうまい具合に表示されなかったんだが,スクロールを CScrollView に任せずに自分で処理したらうまく表示された。CScrollView がなんか処理しているらしい。

VC6.0 を入れてからだが,どうもデバッグしてるとエクスプローラ関連が落ちる。デバッグ中のツールバーにマウスカーソルが重なると落ちるし,エクスプローラのメニューに触れると落ちる。何故だろう。


オフスクリーンバッファ,バッファ再作成の時にビットマップの Detach を行っていたが,リソースがどんどんなくなっていく。結局バッファの初期化,解放時に new,delete し,転送時にデバイスコンテキストに選択するようにした。

アイテムなどを選択したときの矩形の描画。通常の方法では細かい点線が書けないので悩んだが,DrawFocusRect で解決。

システム色の取得方法

::GetSysColor();

ビューの背景を変える方法。OnDraw で描画してしまうとその前に白で描画されるのでちらついてしまう。これを回避するには WM_ERASEBKGND メッセージで背景を描画し,TRUE を返す。

エディタ,マウスがクライアント外にある時のスクロールを実装する。メッセージは送られてこないのでタイマーで実装する。OnLButtonDown でタイマーを発生させ,その中で WM_MOUSE_MOVE メッセージを送る(クライアント座標で送ることに注意)。で OnLbuttonUp でタイマーを解放して,完成。

hr みたいな線をダイアログに置く方法。static コントロールに置いて,スタイルで「くぼみ」をチェックする。

日記 2000/01/05 にもう少しいい方法が。


ボタンのオーナードローをする方法。ボタンのオーナー描画をチェックし,ダイアログの WM_DRAWITEM をハンドルする。で nIDCtl がオーナードローしたいコントロールだったら lpDrawItemStruct->rcItem に,pDrawItemStruct->hDC を使って描画する。


メモ帳のバージョン情報のようにフリーリソースを表示しようとしてハマる。Windows3.1 のときは GetFreeSystemResources というのがあったようだが,Windows95 ではなくなっている。よってサンクを使って 16 ビットのコードを呼び出さなくてはならないらしいが,サンクコンパイラが必要だったりアセンブラで記述しなければならないなど非常に面倒。しかもできたとしても WindowsNT では動かない(メモ帳でも表示されない)。で手間に比べて得るものが少ないので中止。

クリップボードからのコピー。他のアプリからのペーストができなくて困ったが,FORMATETC を作って GetData に渡すことで解決。

STGMEDIUM stg;
FORMATETC fmt =
{
CF_TEXT,
NULL, 
DVASPECT_CONTENT,
-1,
TYMED_HGLOBAL,
};

if(!pDataObject->IsDataAvailable(CF_TEXT))
{
return false;
}

pDataObject->GetData(CF_TEXT, &stg, &fmt);
HGLOBAL hData = stg.hGlobal;
char *pText = (char *)::GlobalLock(hData);
…
::GlobalUnlock(hData);

VC,コンパイル中にプロジェクトのフォルダを新規作成すると落ちるのを発見。

ワイルドカード *.* をログで検索したら (*.*) という顔文字がヒット。ウーム。


カレットについて。カレットが突然消えるという現象が起こった。調べると,カレットは通常 WM_SETFOCUS で作成し,WM_KILLFOCUS で破棄するらしいので,そうやってみたら解決した。

string の == が使えなくて困る。でいろいろ調べると,

#include <string>

#include <string.h>

と書いていた。何故か string は使えたが,オペレータが見つからなかったようだ。

OLE ドラッグアンドドロップの実装方法。くまのおえかきアルバムでもやったが,ここにやり方を簡単に書いておく。

OLE の初期化のために CWinApp::InitInstance に AfxOleInit() を加える。

View に COleDropTarget メンバ変数を加え,OnInitialUpdate に COleDropTarget::Register(this) を加える。

OnLButtonDown

// データをキャッシュ
COleDataSource *pData = CacheData();
if(pData != NULL)
{
    // ドラッグアンドドロップ
    DROPEFFECT dropeffect = pData->DoDragDrop(DROPEFFECT_COPY | DROPEFFECT_MOVE);

    delete pData;

    if(dropeffect == DROPEFFECT_MOVE)
    {
        // カット
    }
}

CacheData

COleDataSource *pData = new COleDataSource;

// グローバルメモリ
HGLOBAL hData = ::GlobalAlloc(GMEM_SHARE, 4);

// メモリにコピー
char *pText = (char *)::GlobalLock(hData);
strcpy(pText, "abc");
::GlobalUnlock(hData);

pData->CacheGlobalData(CF_TEXT, hData);

return pData;

なお,くまのおえかきアルバムではユーザー定義のフォーマットも利用したが,今回はやってないので割愛。

# ちなみにファイルをショートカットにドロップして開く,というのをやりたいが,未だにやり方が分かってない。というかシェルを勉強しなきゃならないのだがなかなか本がなくて…という感じ。

# ショートカットへのドロップはその後成功。2000/05/03 参照。

スクロールバーを自分でくっつける方法。

CRect rect;
GetClientRect(&rect);
m_scrollBar.Create(WS_VISIBLE | WS_CHILD | SBS_RIGHTALIGN | SBS_VERT, rect, this, 0);
m_scrollBar.SetScrollRange(0,100,FALSE);
m_scrollBar.SetScrollPos(0,TRUE);

だが,CView::OnInitialUpdate でやるとステータスバー領域とかが反映されない。これはステータスバーが作成される前に行われるからで,OnSize で設定し直せばよい。


スクロールバーのつまみのサイズが一定になっている。ファイルが小さいときはつまみが大きくなって欲しいのだ。かなり悩んだが,CWnd::SetScrollInfo の SCROLLINFO::nPos で設定できた。

おシゴトでエディタを作り始める。

スプリッターウィンドウを作る。3 つに分割されているが,VIEWX サンプルで簡単にできた。その際ハマった点。OnCreateClient でスプリッターを作るワケだが,

return CFrameWnd::OnCreateClient(lpcs, pContext);

をつけてはいけない。true でそのまま返す。

exe ファイルをデバッガで追いかけた場合のアドレス。0x400000 が加えられた値となるようだ。


デバッガで配列を見たとき,表示を 16 進にしておくと配列の添字が何故か 16 進として評価される。バグ?


mid を聞きつつ Web ページを見る。すると Web ページの mid が聞こえてきた。のはいいけど 2 重に聞こえる。ちょっとびっくり。

コンソールアプリを,DOS 窓なしで GUI から呼び出す。

// コマンドライン
LPTSTR lpCommandLine;
lpCommandLine = "app.exe";

// パイプの作成
HANDLE hReadPipe, hWritePipe;
SECURITY_ATTRIBUTES sa;
sa.nLength = sizeof(SECURITY_ATTRIBUTES);
sa.lpSecurityDescriptor = NULL;
sa.bInheritHandle = TRUE;
::CreatePipe(&hReadPipe, &hWritePipe, &sa, 0);

// STARTUPINFO
static STARTUPINFO StartupInfo;
static PROCESS_INFORMATION ProcessInfo;

::ZeroMemory(&StartupInfo, sizeof(STARTUPINFO));
StartupInfo.cb = sizeof(STARTUPINFO);
StartupInfo.dwFlags = STARTF_USESTDHANDLES | STARTF_USESHOWWINDOW;
StartupInfo.wShowWindow = SW_HIDE;
StartupInfo.hStdOutput = hWritePipe;

::CreateProcess(
    NULL,
    lpCommandLine,
    NULL,
    NULL,
    FALSE,
    0,
    NULL,
    NULL,
    &StartupInfo, &ProcessInfo);

char buf[255];
unsigned long num;
::ReadFile(hReadPipe, buf, 255, &num, NULL);
if(::WaitForSingleObject(ProcessInfo.hProcess, INFINITE) == WAIT_OBJECT_0)
{
    DWORD res;
    ::GetExitCodeProcess(ProcessInfo.hProcess, &res);
    CloseHandle(ProcessInfo.hProcess);
}
::CloseHandle(hWritePipe);
::CloseHandle(hReadPipe);

これを使えば Java コンパイラを呼び出したりとかで統合環境を作ったりできるかな。いつかやってみたい。

# 2000.05にもう少しちゃんとしたものを載せた。

ILS2,タイマーを 5ms ごとにしたら,描画・通信の同期の関係で異常な重さとなった。

下のミス。リリースバージョンでしか出ないバグで,デバッグに時間がかかった。

if(p != NULL)
{
    p = new char[10];
}

これでは条件が逆で,正しくは

if(p == NULL)
{
    p = new char[10];
}

デバッグでは値が NULL 以外に割り当てられるが,リリースでは値が NULL になったりならなかったりで動作がおかしくなる。

リリースのデバッグ情報を生成し,やっと見つけた。

同じ値の char 同士を比較したのに値が違う,と言われる。signed と unsigned を比較していた。

ILS2 DirectPlay のイベントスレッド,終了のためにイベントをもう 1 つ用意する。

while(1)
{
    // イベントを待つ
    HANDLE hHandles[2];
    hHandles[0] = m_hDPEvent;
    hHandles[1] = m_hDPKillEvent;
    if(::WaitForMultipleObjects(2, hHandles, FALSE, INFINITE) == WAIT_OBJECT_0 + 1)
    {
        // 終了イベント
        return;
    }
    else
    {
        処理
    }
}

のようにするとスッキリする。


VB から VC++ DLL を使う。VC++ で,MFC 拡張 DLL を作成し,

"func.h"
#ifdef __cplusplus
extern "C" {
#endif
int APIENTRY func();
#ifdef __cplusplus
}
#endif
"func.cpp"
int APIENTRY func()
{
    return 0;
}

で公開する関数を作成。この中からはクラスも呼び出せる。

次に def ファイル。

"library.def"
LIBRARY      "DialUpCommon"
DESCRIPTION  'DialUpCommon Windows Dynamic Link Library'

EXPORTS
    func=XXXXXXXX

XXXXXXXX の部分は内部名。@ がたくさん付いてるやつ。

VB 側

Private Declare Function func Lib "library.dll" () As Long

Private Sub Command1_Click()
func
End Sub

とする。その際,開発環境からは DLL をフルパスにするか,DLL をパスの通っている場所に置かなくてはダメだった。

DLL を作成。inline を書くのを忘れ,メソッドが 2 回定義され,DLL リンケージが違うと言われる。


実行ファイル名の取得方法。グローバル変数 _pgmptr を参照する。


プロセス ID の取得方法。_getpid() を使用する。

SSH を使ったメールサーバーへの接続を試みる。Port Fowarding の設定をし,メールサーバーを指定,TTSSH を起動,その後 Outlook Express で,ローカルのポート経由でメールの送受信ができることを確認した。


大学に FTP 接続が成功する。通常通りに ssh の設定をし,FTP 側の設定を,ホストは localhost とし,さらに「PASV を使用」することで ok。

# なんだけど,PASV って何なのか知らない。今度調べてみよう。


Denasu System 以外のある Web ページに PGP 公開鍵を置く。でそのファイルを HTML Lint でチェック。URL に空白が含まれているとか言われる。確かに公開鍵のファイル名にはスペースがある。スペース部分を %20 と表記することで解決。と,ここで % をどう表記するかちょっと悩んだが,ここは URL じゃないのでこのままでいいワケで。