ウェザタイのプラグイン部分はオープンソース化してみようと考えているのだが、いろいろと分からないことがある。ライセンスはとりあえずApache2にしておけば自由に使えるかな。まだそんなことはないだろうけど、誰かがソースコードを変えようと思ったらPullリクエスト? というのがくるのか。最終的にはウェザタイストアみたいなのを作ってワード、入力プラグイン、CPUプラグイン、リプレイをみんなで公開できるサイトにしたいけど、いつまでかかるか分からない。

てことでGitHubのトップページにあるマニュアルのようなページを作っている。Markdown形式というWikiっぽい形式で書くのだが、最初AtomというGitHub公式エディタを使っていたが、文章が長くなるとすごく重くなる。ので結局サクラエディタで編集、Atomでプレビューすることに。Atomが自動的にファイルの変更を検知してくれるので割と使い勝手がよい。

ひととおりテストが終わったので、WT3.2開発版を公開。

本当はいきなり正式版にしたかったのだが、最後まで毎日数件バグが出ていたので、一旦公開してバグ報告をもらいつつ、追加でテストすることに。何もなければ来週あたり正式版を、何かあれば3.2.1として公開するかな。

WT3。なんとか終わりそう。テスト件数が約700件あってあと22件。テスト数件やるたびにバグが見つかるのでなかなか開発版を公開する勇気も持てなかったが、このままテストが終わったら正式版として公開かな。今のところバグ件数は目標50件のうち49件なのでいいペースではある。

そろそろプラグインの開発方法を書き始めないと。

IT業界にいるので最近のサービスも使ってみないとねってことでいろいろ使ってみている。

不在通知がめんどいのであまりネットショップは使ってなかったけど、最近だとAmazonのコンビニ受け取りとかヨドバシの店舗受け取りとかあるのか。店舗では扱っていないようなのをいくつかのショップで購入。アマゾンプライムだと次の日の午前着くらしいけど、コンビニ受け取りにしたら次の日の夕方には届いていた。会社帰りに寄れば良いだけなので一人暮らしではかなり便利。

もう一つ。いらないPC周辺機器が大量にたまっていて処分に困っていたのだが、リサイクル専門業者みたいなのもあるんですね。自治体と組んでいて信頼できそうだったのでリネットジャパンに出してみた。量が多くて法人でないことの確認をされたけど、無事リサイクル完了。箱詰めして集荷してもらうだけなのでこれもかなり便利。

WT3の新バージョンも完成が近づいているのでKKさんに頼んで対戦のテストプレイをしてもらった。割とスムーズに対戦はできたが、いくつか問題も分かった。テストプログラムやチェックリストもいいんだけど、やっぱり実際にやってみないと分からない問題がたくさんある。

で、久々にネット対戦してみたけど、このソフト面白いですね。

4年ぶりにスマホを買い換えた。不要なアプリが大量に動くようになってメモリが全然ない状態になってきたので。

17年間ずっとDocomo/NECだったのだが、NECスマホがなくなってしまったのでSony XZ SO-01Jにしてみた。一通り前と同じ状態に復旧完了。クラウドのお陰でそれほど大変じゃない。ストラップ穴がないのが困るけどそれ以外はOK。後は何か新しいことができるようになってないかじっくり調べるか。

ずっと開発しているWTの入力方式プラグイン、だいたい実装完了。これができるとやっと新コンセプトの第一歩。

で、過去のバージョンと互換性を取るため、過去バージョンと対戦して、自動でいろいろな入力を試すテストをしているのだが、今回新しく作り直したので、過去のバージョンの方のバグが見つかる。
・Dvorakでxnが打てない。xの位置がQwertyのままになっていたため。
・50音でShift+かなが打てない。使っている人はほぼいないと思うのでこれはこのまま。

ゴールデンウィークくらいには開発版を公開できるかな。

ちょっと前のAnalog Book Readerのダウンロード数がすごいことになっている。

全期間で4万ダウンロードくらいなんだけど、一週間で1600を叩きだしてまた通常の状態に戻った。GoogleとかTwitterとかでも別に何の情報も出てこなかったし、コメント数が増えたというわけでもない。友人の推測ではどこかの団体で一斉にインストールしたのでは? とか。

ところで、ウェザタイのダウンロード数は、初期のVector以外のダウンロード数は分からないけど、推計累計で4万ちょっと。そろそろAnalog Book Readerのダウンロード数が抜くくらいになっている。やっぱり世界の市場は広い。ウェザタイも今作っているエディタができるとグローバルに使えるようになる?ので本格的に世界を目指せる。といいなあ。

久々にはっぱさんとアキバへ。今回の目的はしばらく前から気になっていたBEEP秋葉原店。路上にベーマガっぽい絵が描かれていて、地下の店に入るとレトロなPC、ゲーム、本がいっぱい置いてある。MSXやx68があったり、昔PC6001でやっていたタイニーゼビウスのテープが置いてあったり、PCやファミコンなどのゲームもいろいろ。ただ、見ていて楽しいんだけど、さすがに買っても遊べないので買う物はあまり・・・。ベーマガも結構置いてあったけど、国会図書館で読めるからなあ。本気で通っている人はアーケード基板とか家で遊べるようにしてたりするんですかね。

もう一つの目的のRaspberry Pi。とりあえずArduinoのときに買うのを保留にしていたカメラモジュールを買ってみた。どのくらい使えるか分からないけど試してみよう。

ちょっと前にRaspberry Piを買っていたのでいじってみる。

Raspberry Piは小さいコンピュータで、SDカードに入れたOSを起動できる。また、電子部品を付けられるピンがあるので電子工作ができる。本当はArduinoにWi-Fiとカメラを付けてラジコンをパワーアップさせたかったんだけど、モーター2個とBluetoothを付けた時点で他の部品をつけられなくなってしまったので、最初からWi-Fiが付いていてカメラ用端子の付いているRaspberry Piを試そうかと。

Raspberry PiとSDカードを買ってきて、HDMIでディスプレイ、USBでマウスとキーボードをつなぐ。PC側でRaspbian(デフォルトのLinux)をSDカードに入れて準備完了。あとはRaspberry Piを起動してOSをインストール。パスワードを設定したりWi-Fiの設定をして、そこからはPCからSSHで操作できるようになった。

なんだけど、家ではWi-Fiルータ、外でテザリングでつなごうとすると、どうしてもDHCPになってつなぎにくい。ディスプレイをつないでifconfigとかはかなり面倒。てことでまず最初のプログラムとして、Raspberry Piを起動したらIPアドレスをWebに通知するようにしてみた。初Pythonだけど、いろんなコピペなのであまりよく分かってはいない。

# coding: utf-8
import urllib2
import subprocess

url = 'http://xxxxx/cgi-bin/xxxxx.cgi?ip='
cmd = "hostname -I"
ip = subprocess.check_output(cmd,shell=True)
urllib2.urlopen(url + ip)

あとは、Raspberry Piを起動すると勝手にpiユーザでログインするみたいなので、piユーザの.bashrcに以下を入れてみた。

python /home/pi/xxx.py &

Web側はとりあえずCGIにしたが、自作のライブラリをいろいろ使っているのでここには載せきれない。もらったIPアドレスをファイルに書き込んで、標準出力に出すだけのものをさくっと作った。

これでIPアドレスが分かるようになったので、ディスプレイもマウスとキーボードも使う必要がなくなった。便利。

何も書かないうちに1月経過してしまう。WT3は順調に進めているが,入力方式プラグインの実装が膨大になっていてなかなかきりのいいところまでいかない。残っているのは入力方式ごとの重みの自動計算,プラグインのサンドボックス化,キー入力の送信から分そのものの送信に変更,リプレイ互換性の確保,といったところ。ここまでやってようやく仮公開できるが,いつになるか。

WT3。最終形は果てしなく遠いけど,今はカスタマイズ性を上げる作業を進めている。とりあえずワードカスタマイズと入力方式のカスタマイズのUIデザインは終わって,入力方式はあと一息というところ。デザインはやろうと思えばどこまでも凝れるのでいったん区切らないと。そこまでできたら開発版をアップロードするかな。

最近,楕円暗号を理解するために数学を勉強中。とりあえずCマガジンで有名な結城浩さんの「数学ガール」シリーズをKindleで読んだり,家にあった「なっとくする虚数・複素数の物理数学」を読んだり。大学の頃は日本の本ってわざと分かりづらく書いていた感があるけど,最近は日本でも分かりやすく書いた本がたくさん出ていて,趣味でやるにはよい感じ。

楕円暗号といえば楕円曲線,楕円曲線といえばフェルマーの定理,らしいので,評価が高いSimon Singhの「Fermat’s Last Theorem」を読んでみた。アンドリュー・ワイルズが7年間秘密に研究していきなりカンファレンスで発表,という流れはすごく面白い。数式がほとんどないのでちょっと物足りないけど,これ以上はかなりの数学知識がないと理解できないらしいのでここまでか。ちなみに英語版で読んだので数学的帰納法(Induction)とか,数学用語の英単語が覚えられた。

で,ようやく楕円暗号だけど,「暗号理論と楕円曲線」が割と分かりやすくて読んでいる。まだ1/3くらいだけど楕円暗号の概要は分かった気がする。

せっかくだから物理を勉強したときの物理シミュレータ,音楽を勉強したときの楽譜アプリみたく,数学をテーマにしたアプリでも作りたいけど,何かアイデアないかなあ。

本屋めぐり。いつか買おうと思っていた趣味で物理学が3冊揃っていたので購入。

この本はEMANの物理学という物理解説サイトをまとめたものだが,物理シミュレータWorld Testerを作ったときにすごく参考にしたサイト。物理を解説する体で実は考察していく構成で面白い。一時期ずっと読んでいたが,本を購入することで少しでも支援できるのかなあ。

10月が終わってしまうのでエントリを追加。

WT3の開発は進んでいるのだが,まだ区切りがつくまで遠い。入力方式プラグインカスタマイズツールを作ろうとしているのだが,その前に,前回適当に間に合わせで作ったロビーのデザインを改善したり。

で本屋で目を引いた「なるほどデザイン」という本を読んでいるのだが,面白い。だいたいのデザイン本はルールと例は載っているが,設計方法が書かれていないので,初心者としてはどう役立てれば良いのか分からない。で,この本は設計方法が書かれていて,ステップごとに改善されていく様子が載っていたりする。役立ちそう。

Weather Typing。サミットでラグが発生していた問題が解決。ローマ字入力のカスタマイズでビットフラグを使っているのだが,C++のときにSTL bitsetで実装していたのをC#ではBitArrayで実装した。で,これがかなり遅くて,単純なlong型を使ったビットフラグに変えることで劇的に早くなった。

これまでも入力が遅い問題は報告が挙がっていたのだが,自PCでは再現せず原因が不明だった。サミットでは「5人対戦で長文を入力した場合」というヒントがあったおかげでやっと分かった。

ただ,今入力方式をがらっと変えていて,安定するまでだいぶ時間がかかる。修正版を公開するのはまだ先になりそう。

毎年恒例のタイピングサミット,行ってないけど感想を書いてみる。

今回は仕事関連で行けなさそうなので元々エントリーはしなかったのだが,いろいろあって自分だけ休みになったのでニコ生で中継を見た。

恒例にしてもらっているWT団体戦。毎回工夫をこらした大会を開催して頂いてありがたい。中継もかなりよくなっていたし。去年もサミット後にニコ生のタイムシフトで振り返ったけど,さすがに打っている文字はほとんど見えなかった。今年は部屋の明るさとか映し方で,かなりはっきり見えるようになっていた。それ以外にも,去年分かりづらかったチーム名が色分けになっていたり,随所が改善されていた。

で,懸案のつながりにくさとか前バージョンからの操作の変更は,おそらく事前に入念な準備をしてもらっていて,こちらから見ると大きなトラブルはなさそうだった。ただ,以下の点はソフト側の作り込みが甘いので,せっかく使ってもらっているのでこの辺はなんとかしたい。

  • ゲーム中,得点が全員分見えない
  • とにかく動作が重い
  • 結果表示のグラフがよく分からない
  • ローマ字とかなで打てる範囲が違う

とりあえず上の課題は解決するとして,来年は新コンセプトの機能を作り込んで提案してみるつもり。でも新機能は大会的には関係ない機能が多いのかな。提案するなら団体戦機能を作り込みたいけど,そこまでいけるかな。

以下詳細。

ゲーム中,得点が全員分見えない

去年の反省で,「得点部分の大きさを変えられるようにする」という調整をしたのだが,本来の要求は「画面サイズを限界まで落とせること」だったことを思い出す。画面の解像度を上げてフォントの大きさを調整すればよいと思っていたが,プロジェクタを使う前提だとそうもいかないか。

とにかく動作が重い

何が原因だろう。自宅だと2台のPCで5人対戦しても遅くはない。問題文が長いと遅いということは,.NETのWPFの描画が追いつかないのか。であればUnityとかフレームワークレベルでの移行が必要になってしまう。

結果表示のグラフがよく分からない

結果表示のグラフは改善が必要かな。拡大縮小とか,1人分のグラフを強調表示とか。まあこれは別途検討中の履歴分析と合わせて考えよう。

ローマ字とかなで打てる範囲が違う

今回のウリ?のバラエティに富んだワード。ローマ字とかなで打てる特殊文字に違いがあるので,途中で打てない文字が出て来ないか心配したが,考慮済みだったようで,さすがの運営。でも新コンセプトでもワードのバラエティ性は重要なので何か必要かも。

ついでにモールス信号。今,ちょうど入力方式のプラグイン機能を開発中なのだが,サンプルとしてモールス信号を作ろうとしていた。今回の擬似的なものではなくちゃんとトンツーできるようになる,かな。

Analog Book Reader。ユーザさんから本を1000冊追加するとそれ以上追加できないという報告を受けた。この制限自体はStorageApplicationPermissions.FutureAccessList (StorageItemAccessList)の1000項目制限から来ている。ユーザが一度選択したファイルは,トークンさえ覚えておけば,ユーザ操作がなくても後で読み込めるというものだが,1000個しか覚えられない。

それはそれとしてもう少し調べると,1つバグが。ファイルを本棚から消したりファイルを削除した場合,リストから削除するのを忘れていた。なので,いったん1000回ファイルを追加すると何をしても本を追加できなくなる。とりあえずそこだけ修正して1.8.1でストアに申請した。

でも1000個以上追加したい場合はこれでは解決はしないので何か考えないと。ファイルかフォルダ1000個という制限なので,フォルダをベースにすれば改善はできるかも。

Analog Book Readerの更新でWindowsストア用パッケージを作成していたのだが,数日はまった。

まずストア用証明書の有効期限が切れていてパッケージをビルドできない。テスト用証明書を作成し直してみたのだが,ここでPackage Family Nameが変わってしまって別製品になってしまう,ように見えたのでいろいろ試していたのだが,結局ストアとの関連づけをやり直すことで元のPackage Family Nameに戻った。

次。前のバージョンからのアップデートを試したいのだが,前のバージョンも期限切れでインストールできない。そこでシステムの日付を無理矢理元に戻してインストールしてうまくいった。

次。日本語OSで英語が表示される。これはV1.7のときもそうだったっぽい。V1.7はUWPなのでWindows 10しか動かないが,日本人の新しいもの嫌いでWindows 10の普及率が低いため問題にはなってない,と考えておこう。で,原因はよく分からない。パッケージの中に「_language-ja.appx」が入っていればOKなのだが,何故か入らないこともある。とりあえずアップロードする前に日本語でテストする必要があるってことか。ダウンロード数からいってもはや日本語サポートする意味はあまりないけど。

てことで,Analog Book Reader V1.8をストアに申請したのでもう少しで公開されるはず。

Kindle Paperwhiteを入手してしばらく使ってみた。競合調査ってことで。

ディスプレイがすごい。バックライトがなく,フロントライトと光の反射で見るのだが,例えば手をかざすとディスプレイに影ができたり,いろんな要素が合わさって眼が紙だと認識する。数時間見続けても紙の本を見てるくらいの疲れにしかならない。

ただ,操作感は電子書籍って感じで紙の本の感じはしない。操作感を上げるにはフレームレートが低すぎる。もし電子インクで30fpsくらい出るディスプレイが開発されたらAnalog Book Readerと合わせていい読書端末ができそう。

一応ブラウザが使えるのでSafari Books Onlineを見てみた。Article Modeにすればなんとか読みやすくはなったが,サインイン等,読むところまで行くのにかなり面倒。

はっぱさんとMaker Faire Tokyo 2016に行ってきた。

初めてなので混雑を避けて2日目の午後1時くらいに行ったのだが,丁度良い混雑具合で暑くもなく良い感じだった。イベント系はスルーして展示だけ一通り見て回ったのだが,とにかく膨大で疲れた。行く前は,まあコミケな感じでサークルとか個人とかで作ったものを売ってるのかな,と思ってたけど,実際は,大学の研究室とか,工学部学園祭の全国大会的な感じ? 想像より本格的だった。

電子工作では,元々Arduino,Rapsbery Pi,IchigojJamしか知らなかったけど,それぞれの種類,組み合わせるボードにいろいろなものがあったり,他のフレームワーク,電子ブロック的な物とか。あとはVRなんかは流行りでいたるところでやっていた。電子じゃない工作では,ピタゴラ装置みたいなのとか,キーボードを打つとBB弾が出せるとかは面白そうだった。

てことで今回は様子見で行ってみた感じだけど,作るモチベーションをだいぶ溜められた。

Weather Typing 3.1.1公開。少し前にTwitterで報告を受けた対戦ができない問題の修正。そろそろ次のステップに行きたいんだけど,ABR,電子工作,新しいアプリ,どれを優先させるか。

これまでTVを見るのにBuffaloのDT-H70/U2を使っていた。Windows 10でとりあえず動くのでだましだまし。

で,TVを見るのは付属のPCastTV3なのだが,今週いきなり番組表や録画関連のことをしようとすると強制終了するようになった。Twitterを見ても同じ現象の人が何人かいる。番組表を消すと使えるのだが,それでは使えない。もう古い機種なのでアップデートもなさそう,ってことでそろそろTVを見ない生活にしようかな。元々見てもつまらないのであんまり見てなくて,困るのはNHKの語学番組くらいだし。ってことでキャプチャを外して様子見。

先週胃の調子が悪くて開発をお休みしてた。で体重が3kg減ったらそっちは直ってきたんだけど,胃痛を弱めるために変な寝方をしてたらドライアイがひどくなってさらにお休みしてた。何かを変えると何かしら不調になるってことで,いつもの健康は絶妙なバランスの上に成り立っているというのが分かる。

とりあえず,TwitterでもらったWT3の問題の改善版とAnalog Book Readerの次バージョンはテスト待ちになっているので,体調がよくなり次第リリース予定。

今,「Make: Electronics」を読んでいるのだが,その中で,ユニバーサルプレートの表裏で線を交差させることはできない。穴を経由してショートするから。と書いてあった。あれ,そういえば,と以前作ったボードを見ると,表裏で交差させたので問題がある。実際には線はプレートから少し浮いているのでショートはしていないんだけど,あまりよくない状態ってことですね。

普通の本だと交差するところはラッパー線を使う,くらいしか書いていなくて,表通せばいいじゃん,って思ったのだが,この本はやってはいけないことがいろいろ書いてあって勉強になる。

スマホでラジコンを操作しながらラジコン視点が見えるようにしてみた。iPod Touchで撮影した動画をWindows Mobileに飛ばして見ている様子をAndroidで撮影するという夢の共演。

前回の通り,Windows 10 MobileからArduinoラジコンをBluetooth経由で操作している。で,今回はラジコンに設置したiPod Touchからビデオ画像をWi-Fiでとばして,Windows 10 Mobileのアプリにリアルタイム表示した。ラジコン視点の画像が手元に表示されて割と楽しい。

このままだとWi-Fiにつながってないと遊べないが,SIM搭載したAndroidをテザリングモードにしてWi-Fiルータ化すれば,外でも同じ事ができる。スマホを3種類持ち歩くことになるけど。

とりあえずラジコン部分はこれで完成。iPod Touchからの画像はRGB生データで取得できるので,この情報をうまく使えば自律操作ができる。そこが最終目標。

前回,ラジコンを作るところまでいったが,操作するのはWindowsのPCだった。やっぱり操作するのはスマホの方がいいな,と思ってAndroidアプリを作ることを考えていたんだけど,そういえばWindows 10 Mobileがあった。てことで操作アプリをUWPしてみた。

Windows版では今まで通りSPPを使用してCOMポートのシリアル通信でBluetoothに繋いで,さくっと移植完了。でもWindows 10 MobileではCOMポートが何番か調べられないなあ,と思っていたらモバイルではSPPを使えないっぽい。てことでここを参考にRFCOMMでアクセスするように変更。Socketにするだけでやることは同じですね。

こんな感じ。Windows 10 MobileはWindowsで普通にデバッグできるからすごく楽。

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しばらく前から英語の勉強のためHuluを契約しているのだが,最近配信しているアメリカのドラマSilicon Valleyが面白い。シリコンバレーにいるプログラマが,発明したアルゴリズム一つで戦っていこうっていう内容。シリコンバレーのスタートアップでやっていくにはどんな困難があって,開発者から経営者になっていく,それは成長なのか何なのか,みたいな話。見ていて精神力を奪われるのでまだ4話までしか見られてない。

で,面白さは既に語られているから良いとして,開発者から見て面白かった所を。
・「開発チームはなぜ必ず5人でこういう構成なんだ?」うん,確かにそんなイメージ。
・「スティーブと言えばジョブズに決まってるだろ。」「いや,ウォズニアック・・・」
・主人公の作業場所に飾られている絵が標準画像。何故?
多分気付かないネタもいろいろ仕込んでいる気がする。

で,話の軸となるアルゴリズムは,ロスレスの圧縮アルゴリズムで,例えば音楽ファイルが1.2MBになる。シャノンの例の定理はどこへ行ったの? って思ってたけど,4話で「何故ロスレスなのにDCT使ってるんだ」とか出てくるので,それなりに説得力のあるアルゴリズムの説明も出てくるのだろうか。圧縮したまま検索ができる汎用アルゴリズムということなので,パターン認識して,物体とかフレーズとかを文章的なものにして保存,復号時は文章的なものからオリジナルを復元するのかな,と思ったけどそれじゃロスレスにはならないし。

新しいはんだごての力を得て,自作Arduinoシールドが完成。

シールドの設計図。分かりにくいが,Drv1とDrv2がモータードライバTA7291P x2で,U5とU6がBluetoothモジュールRN42をXBEE変換したものを2.54mmピッチに変換したもの。基板作り自体初めてなのでこれでも3回くらい設計をやり直している。これで完璧,と思って部品を置いてみたら部品同士が当たってショートしちゃう,とか,パズルみたいだった。

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※回路に重要な問題があるので後の日記を参照のこと。

シールドの部品面。モーターなどの線はピンソケットにして取り外せるようにしておいた。線自体はジャンパーワイヤーを切ったものをはんだでつなげて熱収縮チューブで保護することでさくっと刺せるように。

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シールドのはんだ面。新しいはんだごての力を借りてようやくこんな感じ。まだまだ修行しないと。設計上線がクロスする箇所は絶縁したコードを使うのが普通っぽいけど,表面を経由したり表の抵抗を経由したりで回避した。

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ラジコン化したもの。前の実装では表と裏の部品が相互に邪魔して配置に制約があったのだが,ユニバーサルプレートを2枚重ねにしてネジが競合しないようにしたことで自由に配置できるようになった。ちなみに金属のやつは撮影用のiPod Touchを置くスペース(仮)。

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表詳細
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裏詳細
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Arduino。今までブレッドボードで動かしていたモーターとBluetoothをシールド化すべく,設計をした。少し線を付け始めたのだが,どうもソケットが溶けたりハンダが酸化したりする。いろいろ調べてみたところ,WEBはんだ付け講座ではんだごての選び方が乗っていて参考になった。使っていたのは太洋電気の入門セットなのだが,初心者こそ高い道具を,ということでHAKKOのFX-600に買い換え。その後しばらく練習したところ,かなり快適。古いのはランドにちょっと付けているといろいろダメージが残ってしまっていたが,新しいのは大丈夫。

Analog Book Reader 1.7をリリース。今回からUWPに対応したので,Windows 10のみになった。Windows 8.1の場合,Ver 1.6までしか使えないことになる。ダウンロードログを見てみてもほとんどWindows 10になっているのでもういいでしょう。

今回のバージョンアップは新機能はエクスプローラからのドラッグアンドドロップくらいで,画質とか安定性とかの向上がメイン。次はepub対応なんだろうけど,Edge APIとかでHTMLレンダリングできないかなあ。