Weather Typingのテスト項目を消化しているのだが,いくつかバグを発見。元々あったバグもあるけど。そのうちの1件はなかなか興味深いのでメモ。
例えば以下のコードがあったとする。"abcあ"はSJISなら半角5文字なので6文字書式に入る。
printf("%-6s", "abcあ")
しかし,これを何も考えずにUnicode化すると
wprintf(L"%-6s", L"abcあ")
L"abcあ"は(多分)8文字分になるので6文字書式からオーバーしてしまう。…という記述はMSDNには見つからなかったんだけど,実験上そんな感じになっているっぽい。結局桁がずれることになる。
# その後実験してみると,上に書いたのとはちょっと違って,%6sはUnicodeで6文字,足りない分は半角スペースで埋めるという微妙な動作だった。つまりいわゆる全角文字が含まれると固定幅にはならないので,位置合わせに使うときは注意が必要。
解決策は…どうやるんだろう。結局文字列引数を1個ずつ分けて描画するみたいな非効率な方法にしてしまった。