ALL ABOUT マイコンBASICマガジンⅢから帰宅。今時のイベントは結構配信もあって、参加した後で配信を見ながら感想を書けたりするんだけど、このイベント、コンプラ的に配信が無理なので仕方がない。とはいえ今回はそこまで(いい意味で)ひどい話は出てないのかな。毎回恒例の「危ない話が多いからネタバレ投稿はやめてね」という注意事項もなかったし。この規模ではさすがに拡散は避けられないってことで。
私のPC歴、ベーマガとイベントについては第一回、第二回、SP回の感想を参照。大阪含めて全通。
イベント参加まで
2018年大阪で行われたぶりのベーマガイベント。コロナ前にやろうとしていたというのはXで見た気もするけど、会場まで抑えていたんですね。てことで6年ぶりの開催。会場も1回目がアキバ500人、2回目が有楽町1100人、大阪が300人、今回が蒲田で1500人とかなり大きくなり、これは参加せねば、ということでチケット参戦。サイトが重くて15分くらい再試行して9801席を購入。PC-6001ユーザだけど。
当日。会場は散歩範囲なので歩いて向かいつつ、途中暑すぎてワープもしつつ蒲田へ。もちろん大阪で買ったベーマガ坊やTシャツを着用。
イベントの終了時間が18:30までになってるけど、そんなわけはないので、近くのやよい軒でしっかり栄養補給して会場入り。開場の12時ぴったりくらいに到着したが、既にだいぶ並んでて30分ほどかけて入場。
物販。大阪の時も結構な混雑だったのだが、東京はさすがに人が多すぎて、開始前、休憩中、終了後、行列が長すぎて諦め。欲しいものは大阪で買っておいてよかった。
会場。1階S席のちょうど真ん中くらいだったが、出演者の表情も見えてかなり見やすい。音もなかなか良かった。とりあえず2F席からの眺めを見たりしながら座席へ。客層は50代以上のおじさんばっかりかな。S席から見ると、つぐみさんがほんとに会場内で紅一点。
実録マイコンソフトコーナー
恒例の伝説ボーカロイド「6601」による挨拶から始まり、OPムービー。
第一部はマイコンソフトコーナー。大阪でやっていたコーナーをさらに大きくした感じかな。当時PC-6001でタイニーゼビウスをプレイしていたが、突然送られてきた投稿プログラムをベースにしていたとは。
サプライズはPasocomMini PC-8801 mkII SR。第3部でえらく小さいマイコンが置いてあって、実際にBASICの画面が映っていたので気になっていたのだが、実は実機だった。中身はラズパイ+エミュレータなのかな。フロッピーとかがいやにリアルだけど。
令和に復活!人気連載リバイバルコーナー
自分的にはメインのプログラムコーナー。今回は移植テクニックという具体的なコーナーがテーマで楽しみにしていた。
毎回興味深い森先生の題材は、大きなキャラクターの扱い。今(より昔)でいうアスキーアートですかね。普通に複数行の文字列にすると遅いので、CHR(カーソルキー)で単独の文字列一行に収めるという話。なるほど。
で、断空我先生が、コモドールでは直接文字化けみたいに書けるという話をしていて、それを今知ってどうするんだ、というのもあるわけだけど。ただこのコーナー、地味だけどめちゃくちゃ面白い。個人的にはこういう「リソースが限られていたからこそのテクニック」みたいなのをもっとたくさん見たい。こういうやつ。
Bug太郎先生はマシン語のプログラムをリベンジ。イベントIIのときのファミベのよっしんさんも衝撃だったけど、爆速。
前回もそうだったけど、最後の森先生の話はやっぱり深い。ベーマガはプログラムを自由に改造できて、好奇心を存分に刺激する本だった。
ゼビウスのコーナー。イベントIISPのときにアンドアジェネシスを倒して盛り上がっていたけど、今回は16面クリアをアーケード筐体で挑戦。正直、これが40年前のゲームかという、40年!? まじかぁ。でも音楽も雰囲気も、プレイを見ているハラハラ感も、今でも全然面白い。
サプライズはチャレアベの復刻。知識不足でコメントはできないけど、バトルオブは前回買ってます。
ベーマガライターズメモリアルトーク
ここはネタバレは書かない方がよいのかな。これまでのイベントでも各コーナーを扱ってきたけど、全部入りみたいな贅沢コーナー。どのコーナーも情熱を持って作られていて、今では各所で活躍している人もたくさん。
特にOFコーナーは今まで出てなかったと思うので興味深かった。OFコーナーはOverFlowの略で読者投稿なのだが、小学校時代はこれを中心に読んでいた気がする。さすがに実際の会話とは思ってなかったけど、編集部の方がちゃんと書いていたのか。CheckerFlagはちょっと衝撃だったけど・・・。
サプライズはCLASSIC_GAME_WORLD_MUSEUM。完全なる趣味ということで楽しみですね。レトロPCのMuseumも欲しい。
まとめ
終了19:30だったので6時間半の大ボリューム。今回、大橋編集長の勇退記念ということで、いろんな関係者が家族のように参加していた。そこに我々読者も呼んで頂いた感じで、直接ありがとうを言うことができてよかった。
最後の挨拶、自分は遊態好奇高励者で、これからも技術の国の復興を目指していく、みたいな話。やっぱり会場の中で一番元気な人だなあ。
今の日本は技術者にあまり興味がなくて、インターネットもビジネスばっかりで面白くなくなっている感じはある。そんな中でも好奇心とモノ作りの楽しさを根源として、次代につなげていこうというのは大事ですね。私も職業の方が忙しすぎて開発ができてないけど、何かしないと。
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