Windows Storeレビュー削除について一応MSに問い合わせてみた。結果,荒らしか何らかの理由でアカウントが停止されたんだろう,という回答だった。レビュー内容はちゃんとした内容だったので違うと思うけど,まあいいや。日記ネタが増えたし。
‘Windows Store’のエントリ
最近,Windows Storeにレビューをもらっても1日で消されてしまう現象が発生している。開発者やユーザからはそもそも消す機能がないわけで,MSフォーラムで調べてみると「Reviews/ratings disappearing」というスレッドで困っている人が何人もいるようだ。Insider Preview版だと消されるという推測も挙がっているが,手元に保存しておいたログを見るとそうとも言えないような。半年経っても無回答というのがWindows Storeの過疎感を感じる。
Windows ストア 電子書籍リーダーAnalog Book Readerを公開して1年が経過。ちょうどダウンロード数も10,000を超えたのでまとめ。
ダウンロード数の推移を見てみると割とコンスタントにダウンロードがある。Windowsストアを使っている人自体少ないと思っていたのでダウンロード数が収束しないのは不思議。ちなみにウェザタイの最初の1年のVectorダウンロード数は2,000くらいなので,Flashゲームを別格とすると,うちのダウンロードアプリの中でもダウンロード数の上がり方は高い。
ランキングも日本のカテゴリランキングはずっと10位以内ということでアプリの少なさを物語っ・・・ではなくてありがとうございます。
レーティングは世界で67回,平均3.8とまずまず。海外からのダウンロードやコメントも割と増えているのは嬉しいが,アラビア語圏内から星5個もらったりすると本当に使えているのか心配になる。右から左に読むテストなんてしてないですよ。コメントについても,有用なコメントを最近ももらっているので応えたいのだが,ウェザタイの開発が終わるまでは難しい。
Analog Book Reader 1.4に向けてWindows Storeに報告されているクラッシュレポートを見る。相変わらずどこで落ちているか分かりづらいけど,2つほど修正。
前にも少し書いたが,クラッシュ箇所の特定方法をアップデート。
- Windows 8.1 SDKからwindbgをインストール
- Defrag Toolsで配布しているPDE.dllのx86/x64版をそれぞれwindbgと同じフォルダにコピー
- 「プロジェクト\AppPackages」フォルダにあるappxsymをzipにした中身のpdfファイルと,appxbundleファイルをzipにした中身のappxファイルをzipにした中身のexeファイルを,「どこか\x64\symbols\exe」,「どこか\x86\symbols\exe」フォルダに配置
- windbgでdmpを開く
- シンボルの設定を「SRV*C:\Symbols*http://msdl.microsoft.com/download/symbols; どこか\x64\; どこか\x86」に設定
- 「.reload /f xxx.exe」コマンドでシンボルをリロード。lmコマンドで読み込めていることを確認
- 「!pde.dse」コマンドでスタックトレースを表示
- スタック上にexeが出てくれば,Visual StudioでNativeデバッグしてdisassembleから関数内のオフセットを探す。出てこなければ・・・今のところ諦めるしかない?
Analog Book Reader Ver 1.3公開。自分で使っていて気になった使い勝手を修正。ページのソートについては今までとがらっと変えたので,何か問題があれば報告をお願いします。
そして偶然そのまま峠 その2も公開。これからどんどん更新していく,のかな。
Analog Book Reader Ver 1.3をストア申請した。ここ2ヶ月でたまったUIの改善とバグ修正。E-PUB対応はまだまだ先。
PC WorldのThreshold(Windows 9)の記事。次期Windowsはタブレットではスタート画面,デスクトップではタイル付きスタートメニューがデフォルトになる,ってありますね。モダンアプリはまだ生き残ると思っていいのかな。個人的にはモダンアプリがウィンドウモードで動くようになると嬉しいんだけど。
まあ,今のUIだと,デスクトップで全画面のモダンアプリは使いにくい。タブレットだとウィンドウアプリは使い物にならずモダンアプリを使うことになって,そっちに慣れると逆にモダンアプリなかなかいいじゃん,てなるんだけど,そこまでいけるのは,開発者みたいに新しい技術を受け入れられるユーザだけ。普通の人はOS使いたいんじゃなくてその上で何かをしたいんだから,新しい技術を否定するのも無理はない。
どっちにしろ開発者としては常に新しい技術をマスターするだけだからOSのベースが変わっても別にいいんだけど。WPFというかC#+XAMLの思想は好きなので,せめてもう少し残しておいてもらえると嬉しい。
Analog Book Reader公開から今日で3ヶ月が経過する。このアプリを公開するときに,ダウンロード数の目安を知りたくて検索したらYOMON8.NETさんの「Windowsストアアプリについて3ヵ月間のダウンロード数などを振り返ってみる」というページがあった。このページでは,「付箋タイル」というアプリの3ヶ月のダウンロード数とダウンロード数を確保する対策を書いてあってとても参考になった。てことで,私も3ヶ月のダウンロード状況を公開してみたい。次の誰かの参考になればってことで。
- データ取得期間
- 2014/3/18~2014/6/14(89日間)
- ストアカテゴリ
- 書籍 – 電子ブックリーダー
- 言語
- 日本語/英語
- ダウンロード数
- 総ダウンロード数:2680
ページビュー:9077
コンバージョンレート:29%
青が日本からのダウンロードで,オレンジが日本以外。公開一週間くらいで新着トップになり,急激にダウンロード数が上がった。書籍の人気トップ(無料)で3位くらいまでいって,一ヶ月くらいで落ち着いた。その後,緩やかにダウンロード数が落ちていって,現在は人気トップ(無料)で10位,カテゴリ全体で50~60位くらいか。
ただ,それは日本のマーケットだけで,日本以外ではまだまだ。そこで,リリース4でストアに載るアイコンを少しきれいにして,紹介文の英語をシンプルにした。その結果かどうか,だんだん日本以外のダウンロードが上がってきているっていう状況。アメリカを始めとしていくつかの国でコメントや星をもらっているのでそれなりに使ってくれている人もいるのかな?
全体的には付箋タイルと似た感じか。コンバージョンレートは29%でも高いと感じていたが,付箋タイルは36%となっているのでこれでも低いのかな? まあWindows 8.1にしか対応してないので,そんなものといえばそんなものかも。
ところで「Average App usage per day」って,単位は何なんだろう。200~400分とか出るんだけど,平均値にしては多すぎるし…。
Analog Book Reader Ver1.2.1審査合格。日曜日なのにMSの人対応してるんですね。ということで,未サポートの本が複数登録されている場合に起動エラーになる件を修正。次のストア更新のタイミングで公開されるはず。
今回は条件が限られていて,さらにコメントでバグ報告をしてもらえて助かった。何も反応がないと,私も発見できなくて,最悪誰も起動できないまま忘れさられていってしまうわけで。Windows Storeコメントでも掲示板でもメールでもTwitterでも,バグ報告は歓迎です。
ついでにRARファイル対応もリリースした。実はパスワードPDF対応したりキーボードでの拡大縮小とかも既に対応してるんだけど,まだあんまりテストできてないのでこれは次バージョン。
Windowsストア提出後,40分で公開された。早すぎる。ということでAnalog Book Reader Ver1.2公開。変更点はこのページの後ろに書いておいた。
で,今回本棚の画像をキャッシュして,本を追加して一回表示した後は一瞬で表示できるように変えたのだが,コメントで落ちるようになったという方がいますね。自分のところでは数百個追加したり追加中に削除してを繰り返すテストをして大丈夫だったのだが,ハードウェアによるのだろうか。100個でも数MB~数十MBの消費なのでメモリやディスク不足ではないと思うし。
Windows Storeのコメントに返信する機能があればいいんだけど,現状追加情報をもらう手段すら存在しない。自分で自分のアプリにレビューすればいいのかな。とりあえず他にこういう症状が出る方がいたら教えて欲しいです。できればどのPCを使っているかも一緒に。
Analog Book Reader Ver1.2をWindows Storeに提出。うまくいけば今週中にストアに並ぶはず。アイコンとかストアの説明文なんかも改善したので,日本以外のダウンロード数も増えてくれるといいなあ。
少しずつWindowsストアのコメントが増えていっている。評価がばらけているところもなかなか面白い。既存の電子書籍リーダーの常識的なところを割と無視しているので、ぴったり使い方が当てはまればいい評価になるし、当てはまらなければ何コレ?的な感じだと思う。掲示板にも書いたが、ダメなところを言ってもらえると参考になるので、そういう意見は歓迎。
今日ついたコメントだと、見開きでスキャンした本を縦置きで表示したときに、画面タップすると2ページ進んでしまうので使いづらいというもの。なるほど確かに。自分の環境は横置きメインで気づきにくいので、参考になった。他にも、ペン色は操作を複雑にしたくないのであえて黄色一色にしていたのだが、変えられるようにしたいというのが2票目なので、需要がありそうとか。
Analog Book Reader要望集を作ったので、進捗が知りたい方は見てください。
新しいバージョンがWindowsストアに登録された。ファイル読み込み中にページ移動しても一瞬でページが表示されるようにして、サムネイルも現在ページに近い順に読み込むようにしたので、体感的にはだいぶ改善されているはず。あとファイルを大量に登録しているときに、サムネイルを読み込んでから表示していたのを、表示してから少しずつ読み込むようにした。これで起動時に遅いのも改善される。
後は、どのページが見開きなのかという情報と、サムネイルそのものをキャッシュするようにすればかなり快適になると思うが、それはまた今度。
MSから回答。なんか障害だったらしくて今は大丈夫とのこと。見てみると,アプリケーションクラッシュのようだ。レポートには,いくつかの情報ファイルが含まれていて,一番重要なのがdmpファイル。このファイルをVisual StudioかDebugging Tools for Windowsで開いて,クラッシュの原因を調べる。今までのWindowsアプリだと,アプリケーションのpdbがあればどこで落ちたかがすぐに分かったのだが,winrtではなかなか難しい。言語レイヤーがいくつかあって,async/awaitでスレッド実行シーケンスが複雑になり,何重にも例外がラッピングされている。
普通に解析するのはかなり大変なので,Defrag ToolsのOneDriveで配っているPDEというツールを使うと,「!pde.dse」コマンド一発でコアな部分のスタックトレースまで表示してくれる。で,今回の場合,それでもユーザコードのココ,っていうのは出てこなくて,winrtの中で落ちてたりするので100%これが原因ってのは分からない。
とりあえず何かのボタンを押し終わったときに落ちていたのが分かったので,全てのボタンの動作をテストした。結果,ボタンの二重押しとかロード中にボタンを押したりしたときに落ちることが分かったので対策した。
Windows Storeから新しいバージョンがリジェクトされた。のはいいのだが,詳細を見ると
Overall result: in progress Report generated at 1/1/0001 12:00 AM UTC
となってそのまま半日くらい変わらなかった。ので,サポートの認証ステータスのリンクから質問してみた。
Analog Book ReaderのWindows Storeのコメントで,「統計画面にスペルミスがある」というのと「遅くて使えない」というのをもらった。
遅いというのは他の人からも指摘されていて,改めてチューニングを考えてみた。今までは,ファイルロード中,最初から読み込んでいくのと平行して,画面に表示しようとしたページを優先で表示するようにしていた。それはいいのだが,ページをパラパラやっていると,読み込み待ちのページが増えていって,結局表示されるのがずいぶん後になってしまっていた。なので,今表示しようとしたページを最優先で表示するようにしてみた。専門用語で言うとFIFOからLIFOに変えたってことですね。とりあえずこれだけでもだいぶ改善されて,ロード中にパラパラめくる分にはそんなに待たないようになった。
あとは見開きの決定をもっと早くできればよいのだが,見開き計算結果をキャッシュするしかないだろうな。ここは慎重にやらないとバグりそうなのでもう少し後で。
ストアに提出したので,まもなくダウンロードできるようになるはず。
リリース以降、自分で使っていて気付いた不良をいくつか修正。詳細は更新履歴参照。夜中にWindows Store申請を出したら朝には公開されていた。米国で審査しているとしたら、時差の関係で日本からは効率よく公開できますね。
ユーザはどうやって更新するかというと、Windows 8.1の場合は自動更新らしい。なのでそのうち入れ替わっていることになる。
Windowsストアに登録して10日くらい。最初,書籍カテゴリの一番最後に登録されていた。その後数日経過して書籍の新着の上の方に入って,ダウンロード数が一気に上がった。今は書籍の無料トップ6位くらいに入っている。なので,順位は最近数日のダウンロード数を元に計算していて,新着ソフトが比較的優遇されているといったところか。
今は新着で目立っているが,新着じゃなくなると目立たなくなりそう。定期的にバージョンアップしていく必要がある。あとはストアのアイコンをもう少し派手にしないといけない。アプリのアイコンをそのまま載せたけど,他の人は割と派手なアイコンにしてるのが分かった。
Windows Storeに公開して6日。電子ブックリーダーカテゴリの新着に載った。どういうアルゴリズムなんだろう? そして初のコメントでやる気が出ますね。Google Playだと作者側からコメントを仕返す機能があったけど,Windows Storeはなさそう。とりあえずEPUBは元々次のバージョンでサポートするつもりだったのでニーズはあってることが確認できた。
「Analog Book Reader」がWindowsストアで公開された。Appストアのときは5日くらいかかってたから相当早い。denasu.comの中に紹介ページも作っておいた。
テストはSurface Pro 2でやっている。今日あたり職場の人がSurface RTとかLenovo Windows 8タブレットで試してくれるはず。
ようやく「Analog Book Reader」の開発が完了。Windowsデベロッパーセンターで登録してみたので,来週には登録されているはず。
本当は先月リリースするはずだったのだが,テストフェーズに入って毎日バグが見つかっていたので延期になっていた。どこにバグが多かったかというとほとんどが非同期処理。Windowsストアアプリは,UIをブロックするのは許さないというのがある。例えば電子書籍アプリだと,本を開いたとき,本を開き終わるまで待つようなことはしてはいけない。でも自分のアプリだと,ブックマークや落書きがキャンバスにあって,ローディング中に操作できるようにするというのがかなり難しかった。
Microsoftから,MSDN会員はWindows Store Appsの開発者アカウントを無料で作れるよ,というメールが来た。早速登録。これでGoogle Play,iOS Developper,Windows Store Appsアカウントが揃った。ってそんなに開発してる時間ないけど。