2009年8月のエントリ

日本の終焉を記念して,パソコンデスクとチェアを購入。引っ越してからずっとテーブル生活だったが,ついに椅子生活に。いろいろネットで検索したところ,2日で届くという口車に乗せらせてgarageで通販。fantoniのデスクとsteelcaseの椅子を購入。近所のきっしーを呼びたくなるくらい組み立てが大変だったが,使用感はかなり満足。

# 書くことがなくなって普通の日記を書いているように見えるが,パソコンデスクなので一応プログラマ日記からは逸脱してないってことで。

なんか特命があったのでVHDブートとXP Modeを試してみたのでメモ。

VHDブートはWindows 7かWindows 2008 R2のバーチャルHDをbcdeditでマウントさせてブートする機能。ということで誰でも考えそうな,XP+Windows 7のマルチブートVHDを使ってみた。結果はダメ。ブートローダが壊れていると判定されて勝手に修復されてしまう。結局ブートローダだけじゃなくてOSそのものがVHD起動に対応してないとだめってことで。

XP Modeは,仮想XPにインストールしたアプリケーションがスタートメニューに表示されて,Windows 7の中にXPのウィンドウ(デスクトップではなくアプリケーションウィンドウだけ)が表示される感じの機能。Virtual ServerみたくバックグラウンドでXPが動いていて,そこにリモートデスクトップのもう少し洗練されたリモートウィンドウみたいな感じで接続して使う。何が「アプリケーション」なのかは,新しく追加されたスタートメニュー項目から持ってきてるみたいで,単純に考えるとWindows Installer前提なのかな? インストーラのないウェザタイは試せないのか。

見た感じ,XP Modeを新搭載しました,というよりVirtual PCが新しくなりましたという印象。USBがサポートされたのはいいんだけど,3Dは未対応。


8/12に書いていたWindows 7でDVD再生が重い件,他のDVDプレイヤーだと普通に見えるので,Media Playerがおかしいっぽい。でも検索しても同じ症状の人もいないし,なんだろう。


来週の衆議院選挙。ネットを使える層と使えない層で意見が真っ二つなのが興味深い。もう少しネットの普及が進んでいればよかったけど,ちょっと間に合いませんでした,って感じですかね。

Windows 7の日本語版が提供されたのでインストール。Weather Typing/World Testerの検証を開始。とりあえずざっと試した感じはうまく動いている。英語版をLanguage Packで日本語化したものだと,何故かロビーのボタンのテキストがボタンからはみだしていたのだが,日本語版は問題なかった。

2日間Windows 7を使ってみて分かったことなど。

  • もう一個のノートにWindows 7 32bit版を入れてみた。だいたいOKだが,Norton AntiVirusがSymantec Heuristicsドライバの互換性でブロックされ,使用できなかった。64bitはOKだったので,32bitだけの問題なのか,64bitで使えることが危険なのか,マシンとの相性なのか,分からない。とりあえずNotron AntiVirus 2010 betaを入れることに。
  • DVDをMedia Playerで再生してみると妙に重い。こっちは逆に64bitだけ。2つあるDVDドライブの両方ともだめなのでグラボか何かかなあ。

  • 標準添付ソフトのMath Input Panel。手書きした数式を認識して組版?してくれる。マウスだと無理があるけど面白い。
  • VHDをドライブにマウントできるようになっている。VHDはVirtual PCで使われているハードディスクイメージ。どういう使い方をするかというと,OSをインストールしたVHDをファイルとして置いておいて,起動したくなったらbcdeditでブートドライブに指定して起動。これで,仮想PCのように気軽にイメージを切り替えたりスナップショットをとったりできる上で,ゴーストのように物理PCの性能をフルに使える。これは革命的!と思ったけど,ゲストOSとして使えるのはWindows 7とWindows Server 2008 R2だけらしい。残念。
  • PowerShellが標準で付いている。これは本気でコマンドプロンプトを消し去ろうとしているのか。というかPowerShellは気になりつつ使ったことはなかったけど,折角標準添付だし,使ってみよう。

Windows 7上で開発環境を揃える。Windows SDKやDirectX SDKを最新にしてみたのだが,DirectXのSDKのincludeをWindows 7用のWindows SDKより優先度高くしているとビルドが通らない。とりあえずWindows SDKを優先しておくしかないのかなあ。で次にDirect PlayとDirect MusicのCLSID定義がなくてリンクが通らない。最新のdxguid.libには入っていないようなのでこんな感じで自分でlibに入れることに。_WIN64になってるのは64bit用のDirectX SDKにそもそもDirect Musicがないため。

#define INITGUID
#include <Dplay8.h>
#ifndef _WIN64
#include <dmusici.h>
#endif

Windows 7正式版がMSDNでダウンロードできるようになったのでインストールしてみる。とりあえず英語版だけだが,同時にLanguage Packもリリースされているので,これも入れるといい感じになるのだろうか。

ダウンロードについて。いつものMicrosoft File Transfer Managerで落とし始めるが,少し遅い。で,代替サイトというリンクをたどると,以前使いづらいと書いていたAkamaiダウンロードマネージャが起動。こっちは並列ダウンロードになってて早い。これって前は途中で回線が切れたら最初からやり直しでダメソフトだと思ってたけど,回線が速くなってから使ってみると,2Gで20分なら別にいいか,とも思える。

インストール。とりあえず64でしょ,ってことでWindows 7 Ultimate x64でインストール。βのときもそうだったが,インストール時に無線LANが使えるようになって,その後Windows Updateするとドライバが全部入った。このままではUIが英語なので,続いてLanguage Packを入れようかと思ったが,そのままでも日本語フォント入ってるし,日本語キーボード使えるし,ATOK 2009使えるし,何も問題なさそうなのでこのままにしておこう。

ウィルス対策。Nortonは,公式サイトにWindows 7が出たら自動アップデートを展開するよ,ってな感じのことを書いてあるのでNorton Anti Virus 2009を入れておく。

βのときは休止から復旧するとものすごく不安定になっていたのが大丈夫だとかベタの壁紙がやっぱりなくなったとかいろいろあるが,今夜から本格的に試してみよう。