‘Weather Typing’のエントリ

Android版Weather Typing。Android版というか全プラットフォームでネイティブライブラリを使っているのだが、Visual Studio Xamarinを使ってアーカイブを作るとx86/x64のどちらかにしかネイティブライブラリが入らない。仕方ないので今までは64bit版だけを入れていたのだが、おそらくx86のAndroidでは起動エラーになっていたはず。なので今回はもう64bit専用にして32bitはインストール不可にしたのだが、掲示板で32bit版のOSに関する報告があった。

いくつか調べてみたが、Xamarinの公式でも困っている人がいて、Xamarinとしての解決策はなさそう。Androidとしての解決策として、32bit用と64bit用のapkを両方登録することができるらしい。なので今回、32bit用のネイティブライブラリを入れたapkを登録した。ただ、Xamarinの制約?バグ?として32bit版専用のapkを作っても64bit用のmonoライブラリも入ってしまう。なので、GooglePlayに、1つVersion Codeを下げた32bit版を登録してみた。これでどうなるか。

Weather Typing 3.6 Android版を更新。ロビー参加とネット対戦に正式対応。今までホストを作るのが困難だったので隠し機能扱いにしていたのだが、サーバクライアント式にしたことでようやく正式対応と言えるようになった。

今回、Android 64bit版のみ対応にしてみたけど大丈夫なのかな。前のバージョンでも32bit版ネイティブDLLを入れていなかったのでエラーになっていたはずで、64bitのみにした方がややこしくないかなってことで。

Xamarin+Appiumによる自動テストは、入力関係はうまくいかなかったりしたが、70%くらいは自動化できた。あとはMacOSとiOSの自動テストができるとテスト効率が上がる。

ちょっと更新が遅れたけど、高知県のPCショップエレパさんの2019エレパ夏祭り内でタイピング大会が開かれ、Weather Typingを使って頂いた。

メールで連絡を頂いたものの高知県ということでどうかな、と思いつつツイートしてみたところ、タイピングAGOGOおはようさんが高知県在住ということで参加された模様。しかも優勝してるし。Twitterすごい。

大会の詳細もブログにまとめられていて参考になる。RTCはかなりガチな競技会になっているが、こういう場の場合、対戦だと時間拘束もされるし、単純にスコアを競う感じの方がよいってことかな。もっと派手な見た目のソフトの方が一般受けはしそうだけど、その中でウェザタイを使ってもらってありがたい。

Windows 10のMay 2019 Updateを入れたら、ウェザタイのタイトルや結果画面のListViewが崩れるようになった。

調べてみたところ、ListViewの表示がちょっと遅れて、最初の行を追加するときはListViewの幅が分からず最小の幅になって、その後の行はListViewの幅が確定してちゃんと表示される、っぽい。なので、最初の表示だけListView.SizeChangedが来たときにListViewItemを追加するようにした。もうWPFは廃れていくだろうし、適当でいいや。

Weather Typing 3.6を公開するにあたって、UIテストの自動化を研究していた。今、ウェザタイのリグレッションテストの項目が約2500件、WPFだけで500件くらいある。これだけあるとテストだけで数週間かかってしまい、何か修正してもテストがめんどうで公開をあとまわしにしてしまう。人を増やさずになんとかならないか考え続けた結果、UIテストがそろそろ実用的になっていそうなので、やってみた。

Webの世界ではSeleniumがよく使われているが、それをデスクトップアプリやモバイルアプリに使えるようにしたAppiumというフレームワークがある。バイナリだけでテストができるので、C#+Xamarin.Formsで作ったアプリでも、C#でテストコードを書いて、マルチプラットフォームでテストできる。

で、まあいろいろ苦労はしたが、最終的にWPFのテストは77%の自動化ができた。しかも面倒なテストはほとんど自動化できたので、手動のテストを含めても、早ければ1日でテストが終わる感触。

なお、今回はWPFなので、WindowsAppDriverを使用。Windowsストアアプリも同じものが使えるはずで、Android他はまた違うAppiumのドライバを使うが、テストコードは基本的に共有ができるはず。

Palm OSのアプリを作ってた時代は、グレムリンテスト(モンキーテストの自動化)くらいしかなくて、とてもちゃんとUIのテストはできなかった記憶があるけど、RPAも実用的になっている今の時代、以下のような項目くらいは自動化できるようになっていた。

  • ボタンなどをクリックして画面遷移した先のラベルなどが表示されていることを確認する
  • 入力ボックスの文字数制限やエラー表示が正しいことを確認する
  • 複数のインスタンスを起動して、互いに協調動作(具体的にはネット対戦)することを確認する

具体的には、プログラム上でUI部品にIDを与えておくと、実行時にそのIDからテキストを取得したり、クリックしたりできる。さらにテスト自体はプログラミング言語を使って書くので、ロジックは入れ放題。プラットフォーム依存になるけどファイル操作なんかも普通にできるので、かなり自由度が高い。

逆に、どうしても自動化できなかったのは例えば以下の項目。そりゃそうだろうね、っていう感じ。頑張ればできるかも知れないけど手動でやってもたいしたことはない。

  • 文字の色や背景画像を確認する
  • 音がなる、ならないことを確認する
  • 拡大縮小やスプリッターの位置を確認する
  • マウスカーソルの表示・非表示を確認する

UIテストをやる前は、結局目で見ないとおかしいことに気付かないから意味がないかな、と思ってたけど、Appiumの場合、実際にマウスでクリックしたりキーボードを入力したりするので、手動でテストするのとそんなに変わらない。テストスピードがあまり早くないのもあって、テストの様子を見ていればレイアウトが変になっていたりしても割と気付く。

手動ではどうしても確認にミスが出るので、むしろ自動の方が正確だし、手動の時は全組合せのテストは不可能である程度抜粋にせざるをえなかったが、自動なら何も考えずに全組合せテストしてもたいしたことはないので網羅的になる。

メモ。今回のUIテストでは以下のことを気を付けて作ってみた。

  • 汎用的になるようにする。エラーメッセージの確認なんかは、メッセージそのものを確認するとエラーメッセージの変更に堪えられないので、キーワードを含むかどうかだけ確認するようにしてみた。
  • いつでもテストを実行できるようにする。前提条件がないように、テスト項目開始時に設定ファイルやリプレイファイルなんかを全て削除して、必ず同じ条件で実行できるようにしてみた。

ついでに、WindowsAppDriverでハマったこと。

  • Xamarinからだと直接Accessibility IDを設定できない。Xamlから、Effectを使ってIDを設定し、各プラットフォーム固有コードでIDを設定するようにした。
  • 画面に表示されていない項目をクリックしたりはできないので、スクロールがめんどう。結果的にWindows用に最適化されている状態なので、Androidとかでどうしよう。
  • キーボードが101キーボードになっていて、打てない記号がある。特にバックスラッシュを打つ方法が見つからなかった。
  • Windows用のAppium用クラスとAndroid用のAppium用クラスが別物なので、統一的に扱えない。なので、一個ラップしたクラスを作って同じように使えるようにした。
  • Async/Awaitするとテストが終わってしまう。WaiterのUntilをうまく使って回避するくらいしかない。

しばらくWeather Typing 3.5を開発版としていたが、開発版のままにしておくデメリットが大きいので、正式版として公開した。Xamarin Formsがバージョン同じままバイナリが変わる問題もあって、リビジョンアップができないのでマイナーバージョンアップにしている。

本当はストア版やMac/モバイル版をアップデートしてから正式版にしたかったのだが、もうこっちは少し時間がかかりそう。

あんまり下手なことはかけないのでTwitterかブログか迷ったけど、折角なのでこっちに。TwitterでGANGASさんの、タイプウェルランキングが6/1で更新終了という話が。TODとタイプウェルがなければウェザタイはここまでになってないので、感謝。思わずタイピング本のインタビューを読み返したりした。ウェザタイの適当なランキングと比べて、あの厳格なランキングを20年くらいメンテし続けているのはすごい。

ウェザタイはどうなるかな。メンテだけなら負担はほとんどないので、ランキングやロビーは続けようと思えばいつまでも続けられる。ただ、プラットフォームについていくには、定期的に作り直しが必要になるので、WT2のときみたく他のソフトウェアを作り始めてしばらく放置はありうる。あとは、何かあったとき用に、ボタン一つでソースコードを公開する仕組みか、ランキングと対戦で不正ができないようにした上でオープンソース化できる仕組みを編み出さないと。

3/2のWarriors of Typing #0を観戦。たのんさん企画のタイピングオンライン対戦で、ウェザタイを使ってもらっている。定期的にやっていきたいとのことなので、今後にも期待というかウェザタイも頑張らないと。配信はTwitchで観られるので是非。

最初の話では、WT3.5でポート開放が不要になったのもきっかけということだったが、確かにこういう形だと、ポート開放があると難しい。いくつかの試合が同時進行なのでホストを一人でやることはできないし、接続が安定しないと大会がその都度中断されてしまう。

たのんさんも今回は#0でお試しと言っていたが、ウェザタイ的にもWT3.5が本格的に使われるのは初めてなので、サーバ負荷等、貴重なデータを取ることができた。大会中のサーバ負荷についてはCPU/Disk/Traffic特に問題なし。不安だった同時対戦についても、2人対戦を4試合同時くらいでは問題なし。むしろ、既に安定していると思っていたロビーサーバの方で対戦接続時にエラーが発生する現象があり、開始時間が遅れた。てことで今日、昔作ったロビー負荷テストクライアントをC#に移植してテストして、かなり負荷をかけてみると同じ現象が発生した。対戦開始時、対戦相手を検索するときにプレイヤー情報が入っていないときがあってエラーが出る。ただ、大会ではこんな負荷はかかってなかったしなあ、と思ってその視点でログを解析した結果、ようやく原因が判明。ロビーに入るときにパスワードが間違っているとクライアント側でエラーメッセージが出るのだが、これにOKを押さないと、ロビーサーバ上、プレイヤー情報がないメンバーが入ってきてエラーになってしまう。その人がOKを押せば直るのだが、その状態で放置するとその間は誰も対戦ができなくなっていた。たぶん初期からの問題。

あとはRTC2018でも起きていた、対戦が終了すると対戦相手がいなくなってしまう現象がまだ起きている。一応WT3.5で怪しそうな所は直したのだが、まだダメみたい。現象が発生したときの全員分のリプレイでもないと直せそうにない。

で、VTuber配信やオフライン大会など、新しい使い方が出る度にいろいろ改善したいことが出てくるが、今回もいくつかある。開発が間に合ってないけど。

  • ロビーのチャットのフォントサイズを変更できるようにする
  • 運営機能。ワードなどの設定を中央から強制したり、対戦結果を収集するなど
  • ゲスト側のルール画面に、ホスト側のワード数を反映させる
  • 観戦用のラグなしモード。リアルタイムから少しだけ遅れるが、対戦相手の打つ様子がスムーズに表示される機能
  • 上記を応用して、1フレーム内の打鍵を個別に扱うことで、ラグが大きいときに同着になる問題が改善できる。

ちょっと前からWeather TypingのWindowsデスクトップ版以外の更新をやっているのだが、テストが2300件くらいあって、さすがにテストが大変。てことでUIテストの自動化を本格的に調査。1週間くらいかかってようやく見えてきたのでメモ。ちなみにAndroid/UWP/WPFは実験成功して、Mac/iOSはまだ試せていない。

UIテストはいろいろな方法があると思うけど、マルチプラットフォーム対応だとAppiumがよさそう。Appiumは、WebのUIテスト自動化Seleniumと同様の方法でモバイルアプリのテストをするフレームワーク。サーバクライアントになっていて、クライアントでテストコードを書くと、サーバにJSON形式のコマンドを投げて、サーバからアプリのUIに向かってキーボードやマウスのイベントを投げてくれる。AppiumのサーバだとAndroidとiOSがテストできるが、Windows Application Driverを使えばWindowsのWPFやUWPもテストができる。クライアントについては、Pythonなどでやるのが普通かもしれないけど、Appium.WebDriverを使えばでC#で開発が可能。

まとめると、C#でUIをテストするコードを書いて、Appiumのサーバを起動すればAndroid/iOSのUIテスト、Windows Application Driverを起動すればWPF/UWPのテストが可能ということ。さらに一工夫いるが、Xamarin.Formsのアプリもテスト可能である。

Appiumのインストール
ここは普通にAppiumとAppium-doctorをインストール。Pythonとかnodeとかそのあたり。Appium-doctorを通すためにいろいろインストールする必要がある。だいたいはなんとかなるはずだが、Windowsで「bundletool.jar cannot be found」になるので環境変数「PATHEXT」に「.JAR」を追加する。これ1日はまったけどappium-doctorのソースまで見てようやく分かった。
Windows Application Driverのインストール
普通にインストール。特に困ることはない
Appium.WebDriverのインストール
とりあえずVisual StudioでUnitTestプロジェクトを作り、NuGetからインストールした。UnitTestなの? って思うけど・・・別にコンソールアプリでもいいのだが、テストケースの管理とかでUnitTestがいいかな、ってくらい
UI部品にIDを振る
テストの時にUI部品を特定するため、それぞれIDを振る。Appiumではいくつか特定の仕方があるが、これ実質Accessibility IDしか使えないよね。てことでXamarinのXAMLで、ButtonとかにAutomationId=”hoge”を入れる。だけでよければ話は簡単なんだけど、Android、UWPはうまくいったがWPFはダメだった。Xamarinのソースを見る限りWPFではViewRendererでSetAutomationIdをやっていないみたい。なので、Effectを使って特定の属性を設定すると、各プラットフォーム向けにAccessibility IDに対応する属性を設定するようにしてみた。これもEffectなの? って感じだけど、これ以外にうまい方法は思い浮かばない。

まずはEffectの属性。プラットフォーム共通。

    public static class TestEffect
    {
        public static readonly BindableProperty NameProperty =
          BindableProperty.CreateAttached("Name", typeof(string), typeof(TestEffect), "", propertyChanged: OnNameChanged);

        public static string GetName(BindableObject view)
        {
            return (string)view.GetValue(NameProperty);
        }

        public static void SetName(BindableObject view, string value)
        {
            view.SetValue(NameProperty, value);
        }

        private static void OnNameChanged(BindableObject bindable, object oldValue, object newValue)
        {
            var view = bindable as View;
            if (view == null)
            {
                return;
            }

            var name = (string)newValue;
            view.Effects.Add(new UITestEffect());
        }
    }

    class UITestEffect : RoutingEffect
    {
        public UITestEffect() : base("com.denasu.UITestEffect")
        {
        }
    }

次に各プラットフォーム用のEffect。

[assembly: ResolutionGroupName("company name")]
[assembly: ExportEffect(typeof(App1.WPF.UITestEffect), "UITestEffect")]

namespace App1.WPF
{
    public class UITestEffect : PlatformEffect
    {
        protected override void OnAttached()
        {
            var name = TestEffect.GetName(Element);
            Control.SetValue(System.Windows.FrameworkElement.NameProperty, name);
        }

        protected override void OnDetached()
        {
            Control.SetValue(System.Windows.FrameworkElement.NameProperty, "");
        }
    }
}
[assembly: ResolutionGroupName("company name")]
[assembly: ExportEffect(typeof(App1.UWP.UITestEffect), "UITestEffect")]

namespace App1.UWP
{
    public class UITestEffect : PlatformEffect
    {
        protected override void OnAttached()
        {
            var name = TestEffect.GetName(Element);
            Control.SetValue(Windows.UI.Xaml.Automation.AutomationProperties.AutomationIdProperty, name);
        }

        protected override void OnDetached()
        {
            Control.SetValue(Windows.UI.Xaml.Automation.AutomationProperties.AutomationIdProperty, "");
        }
    }
}
[assembly: ResolutionGroupName("company name")]
[assembly: ExportEffect(typeof(App1.Droid.UITestEffect), "UITestEffect")]

namespace App1.Droid
{
    public class UITestEffect : PlatformEffect
    {
        protected override void OnAttached()
        {
            var name = TestEffect.GetName(Element);
            Control.ContentDescription = name;
        }

        protected override void OnDetached()
        {
            Control.ContentDescription = "";
        }
    }
}

XAMLではEffectを付ける。

        <Entry local:TestEffect.Name="Text1" Text="{Binding TextA}" WidthRequest="100" />
        <Entry local:TestEffect.Name="Text2" Text="{Binding TextB}" WidthRequest="100"/>
        <Label local:TestEffect.Name="Result" Text="{Binding TextC}" WidthRequest="100"/>
        <Button local:TestEffect.Name="Execute" Text="Button" Clicked="Button_Click" WidthRequest="100"/>
テストケースの作成

C#ではこんな感じ。各プラットフォームのセッションを作って、共通のテストを実行するようにしてみた。

[TestClass]
public class UnitTest
{
    [TestMethod]
    public void TestMethod1()
    {
        var session = CreateSessionUWP();

        session.FindElementByAccessibilityId("Text1").Click();
        session.Keyboard.PressKey("111");
        session.FindElementByAccessibilityId("Text2").Click();
        session.Keyboard.PressKey("222");
        session.FindElementByAccessibilityId("Execute").Click();
        Assert.AreEqual(session.FindElementByAccessibilityId("Result").Text , "111222");
    }

    private WindowsDriver<WindowsElement> CreateSessionUWP()
    {
        DesiredCapabilities appCapabilities = new DesiredCapabilities();
        appCapabilities.SetCapability("app", "XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX!App");
        return new WindowsDriver<WindowsElement>(new Uri("http://127.0.0.1:4723"), appCapabilities);
    }

    private WindowsDriver<WindowsElement> CreateSessionWPF()
    {
        DesiredCapabilities appCapabilities = new DesiredCapabilities();
        appCapabilities.SetCapability("app", @"c:\xxx\App1.WPF.exe");
        return new WindowsDriver<WindowsElement>(new Uri("http://127.0.0.1:4723"), appCapabilities);
    }

    private AndroidDriver<AndroidElement> CreateSessionAndroid()
    {
        DesiredCapabilities appCapabilities = new DesiredCapabilities();
        appCapabilities.SetCapability(MobileCapabilityType.DeviceName, "emulator-5554");
        appCapabilities.SetCapability(MobileCapabilityType.PlatformVersion, "8.1");
        appCapabilities.SetCapability(AndroidMobileCapabilityType.AppPackage, "com.companyname.App1");
        appCapabilities.SetCapability(MobileCapabilityType.PlatformName, "Android");
        appCapabilities.SetCapability(AndroidMobileCapabilityType.AppActivity, "XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX.MainActivity");
        return new AndroidDriver<AndroidElement>(new Uri("http://127.0.0.1:4723/wd/hub"), appCapabilities);
    }

実行はこんな感じ。静止画じゃ分からないけど、勝手に文字が入力されてボタンが押される。

てことで、単純なUIのテストはこれで自動化できるかな。まあ、UIが崩れるとか、なんか変、っていうバグの方が多いんだけど、画面遷移とかはこれで自動化して、人が見ないと分からないようなテストにリソースを集中できれば成功かな。

そして、まだ試してないけど問題文章も自動で打てるのだろうか。そうすると不正ツールを作れてしまうかも。とりあえず打ち込み速度が遅いからよさそうだけど、設定ができたりすると厄介。

2019/03/02にWTオンライン大会「Warriors of Typing」が開かれるとのこと。運営Twitter参照。

運営者さんからは、ポート開放の手間がないWT3.5を使いたいという打診が少し前にあって、WT3.5での対戦実績がないから少し不安なものの、OKを返している。とりあえずWTサーバが落ちるとどうしようもなくなるため、1分ごとに監視して落ちてたら再起動する、という保険は打っておいた。

ちなみにWT3.5はまだ開発版。Windowsデスクトップ版ではテストは完了しているのだが、Windowsストア、Android、iOS、Macが一通りそろってから正式版にしようかと考えている。今のままだと、Mac版の人とWindows版の人がデフォルトでは対戦できなくなってしまうので。まあ、今の使われ方ではそこまで気にしなくていいだろうけど。

冬休みの研究としてウェザタイをクライアントサーバ方式にしてみた。これをそのまま使えばポート開放しなくてよくなる。ただ,全部をサーバクライアント方式にすると,サーバの通信量的にどうなんだろう,というのがあるので,直接つながらなかったときだけウェザタイサーバを使うようにすることを検討中。ちなみに通信量を測ってみたら,4人対戦で30ワード打つとだいたい送受信2.5MB。1日100回対戦があっても250MBで,全部クライアントサーバにしたところで,まあたいしたことはないのかな,とは思う。

ちなみに,以前のネットワーク構成。ホストとゲストをP2Pで接続するので,全員にポート開放が必要。元々はホストもゲストも同条件にしたかったのでこういう構成にした。

今のネットワーク構成。ホスト側にサーバを分離して,ゲストからはサーバにつなぎにいくので,ホスト側だけポート開放が必要。遅延が大きい環境だと,多少ホスト有利になる可能性がある。

で,検討中のネットワーク構成。分離していたホストをdenasuサーバへ持って行くことで完全なサーバクライアントに。

一応もう一つ選択肢があって,サーバを公開して誰でもサーバをたてられるようにする,というのもある。Linuxに.NET Core runtimeを入れて,1.5MBくらいのサーバを実行するだけで,サーバを立てるのは割とお手軽。

RTC2018の本番前、TwitterでWeather Typingの指摘をもらった。内容は、左右のシフトを両方押して片方離すとシフトが押されていないことになるというもの。ウェザタイ2では問題ないようなので、ウェザタイ3くらいからのバグっぽい。

ひとまず左右のシフトを区別しないまま、シフトを押した回数をReference Counter的に解決してみたが、左右のシフトの押し離しイベントの数が合わないことがあるようでダメ。RTC2018では修正しないことにした。

で、落ち着いて直してみたが、WPFはいいけど、UWPだとそもそもKeyDown-KeyDown-KeyUpしかイベントが来ない。こんなところでハマるとは。とりあえずKeyStateをとってシフトが押されてなければKeyUpイベントを無理矢理送ることでとりあえず解決。

ウェザタイ、RTC2018バージョンで改造した部分を本体のカスタマイズでできるようにする計画。まずは背景画像を設定できるように。

やっているうちにいろいろ増えてしまったけど、これだけあればだいたいのニーズに対応できるかな。タイル表示は難しいので入れてないけど。

前の日記で書いていたREALFORCEの画像を背景に設定したのがこれ。公式背景にはできないので、ここに貼り付けるだけ。

Xamarin.Forms 3.1のデグレードの続き。WPF版でXamarin.Formsを3.0から3.1にすると,UI部品を動的にサイズ変更できなくなるという問題が発生する。ソースの変更点を調べると,ViewRendererのUpdateHeight,UpdateWidthで,Element.HeightRequestとElement.WidthRequestを使っている箇所がElement.HeightとElement.Widthに変わっていた。元々Requestが-1のときは動いてなくて,Requestを取ってちゃんと動くようにしたっぽいんだけど,WPFのTextBlockのControl.Width/Heightを変えてしまうとうまくサイズ変更されない。なので,とりあえずLabelRendererを作ってUpdateHeight,UpdateWidthをオーバーライドして何もしないようにすればLabelはなんとかなる。だが,ListViewのHasUnevenRowsなんかは回避できなかったので,動的な行サイズの変更はやめた。

追記。Xamarin 3.2 Previewを動かしてみたらUWPではリストが途中で切れるようになるし,WPFではラベルが落ちるようになった。Xamarinのバージョンアップのバグに対応する前に次のバージョンのバグが出てくるからもう無理。過去のバグは1つも直らないのでバグ回避が増えていくだけ。

D.E.放送局さんの「視聴者参加型 タイピング対決~負けたら台詞読み~」を見てみた。ちょっと前に配信に使って良いか問い合わせて頂いたのだが,twitterで情報が流れてきたので。

タイピングサミットでオフラインの大会は何度か見ていたのだが,配信だとこうなるのか,というのでタイピングの動画としても面白かったし,開発視点でも参考になった。いくつかメモ。

  • 対戦できる人数。仕様としては8人まで。誰かがOKを押して「待機中」になると,その後の人が参加できなくなる。そのため,4人で締切になったりしていた。キャンセルすれば「待機中」を消せるとかあるけど,やっぱりここは分かりづらい。
  • 5人以上だと画面表示や通信の問題があるので,対戦人数を制限するオプションはいるかも。オフラインの大会だと人数を制限できるのでよいが,配信だと必要になってくる。
  • 4桁のゲーム番号はアプリを終了させるまでは変わらない。これは何度か連続で同じ人とやる場合を考えた仕様だけど,配信の場合,ゲーム番号をみんなに伝えて早い者勝ちにする,って感じになってて,毎回変わった方が便利そう
  • 配信者も,見てる側も,配信動画を流しながらウェザタイの対戦もしてるわけだが,4人対戦くらいなら十分な速度が出るというのが分かった。8人はさすがに重そうだったけど。

ついでに,ちょくちょくウェザタイを○○に使いたい,っていうメールを頂いているので,「よくある質問」にOKって書いておいた。

XamarinのListViewは鬼門というかおかしな動きが多い。2週間くらい前にXamarinを3.0から3.1にしたのだが,UWPでページ遷移をすると落ちるようになった。2週間ずっと調査していて,ようやく解決。

事象としては,NavigationPage内にListViewを含むページを入れて,ListView内の項目を全削除してから他のページにナビゲート(PopAsync/PushAsync)すると,UnhandledExceptionなNullReferenceExceptionが発生する。ノーヒント。

ListViewのBindingを外したりSleepを入れたりすると落ちなかったりするのだが,根本的には,Xamarin.Forms 3.1でUWP ListViewRendererのList.UpdateLayout()がDevice.BeginInvokeOnMainThreadで実行されるように変わったことが原因。今日神奈川に帰るときに新幹線内暇だったので,このレンダラーをプロジェクトに取り込んでデバッグしてみて,ようやく分かった。以前はListViewが変更されて,UpdateLayoutが行われて,ListViewがDisposeされるという順番だったのが,ListViewがDisposeされてからUIスレッドでUpdateLayoutが行われるので落ちる。

すっきりした回避方法もないんだけど,PopAsync/PushAsyncをDevice.BeginInvokeOnMainThreadで実行するようにして,Navigateが最後になるようにしてみてようやく落ちなくなった。

WPF版もXamarin.Forms 3.1でいろいろデグっているので回避しないと。いつになったら本当にやりたいことができるのか。

Weather Typing 3.3がMacOSストアで公開された。これで予定していた全プラットフォームで公開されたことになる。GitHub更新がまだ残ってるけど。

各ストアの入り口はWeather Typingのページを参照。

明日から関西に別荘を作って仮住まいするので,なんとか間に合ってよかった。これから荷物を準備しないと。

Weather Typing 3.3をMicrosoft/Google/Appleのストアに申請した。Windows/Androidは既に公開済みでiOS/MacOSは申請中。

久しぶりに申請した感想としては,Windowsストアが一番楽。Appleストアはきつい。Windowsストアはアプリが少ないのでできるだけ登録しやすくしていて,Appleはアプリが多すぎて質が落ちるのを嫌って障壁を作っているんじゃないかと邪推してしまう。


Microsoftストアは特に何もつまづくことなく申請と登録が完了した。前回の申請からそんなに期間が空いてないのもあるのかもだけど,一番申請しやすい気がする。


Googleプレイは特に前と変わらずだが,元々見づらいというか・・・。申請しようとしたら,もうすぐ古いOS(API)のアプリは申請できなくなるという警告が出た。でAPIレベルを上げたら,パーミッションの設定の方法が変わっていて動かなくなった。とりあえずアプリ起動時に,パーミッション許可をユーザに聞くようにして,許可されなかったら終了するようにした。本当は許可しなくてもある程度使えるようにするのがいいんだろうけど。


Appleストア。どのストアも必要なスクリーンショットやアイコンがかなりあるんだけど,Appleはビルド,アップロード,サブミットと色んな段階で少しずつエラーにしてくるのがつらい。スクリーンショットも,厳密にピクセル数が決まっているのに,シミュレータではどうやってもその解像度の画像を作れないとか。最終的に「アップロードして完了したけどiPadのアイコンはなかったよ」とか言われて,修正するにはアプリのバージョンを上げないといけないとか。ちゃんとしたアプリを開発している人は途中で投げ出して,スパム業者だけはちゃんと頑張るみたいな状況になったりしないのかな。

ただ,輸出管理のことをちゃんと出してきたのはAppleストアだけかな。Mac版を申請しようとしたら,HTTPSを使っているだけでも輸出管理が必要だ,と言われて,なるほど,的な。denasu.comのHTTPS化でここに影響があるのか。結局,年次レポートを米国に出せばいいのかな。

Weather Typing 3.3を公開。全プラットフォーム完成したけど,まずはWindowsデスクトップ版を公開して様子見。順次Windowsストア,Android,iOS,MacOS版を公開していく予定。GitHubも更新しないといけないけどもう少し待って下さい。

修正点はWTのページを参照として,ここでは技術的な話を少し書いておく。

今回,フレームワークをWPFからXamarin.Formsに変更した。前述の全プラットフォームに対して,C#を使った同一ソースとして書けるわけだが,まだまだフレームワークのバグが多くて大変。幸い?ネイティブのかなり深いところまでカスタマイズできるので,なんとか回避できてしまったりするわけだが,開発時間のほとんどをバグの回避に使った感じ。特に今日公開したWPF版は,最近Xamarin.Formsでサポートされたばかりなので不安定。Xamarin.Forms for WPFの本格的なアプリを公開してるって人,他にいるのかな。

感想として,Xamarin.Formsは,WPF/UWP/Android/iOS/MacOSのうち対応したいプラットフォームのネイティブアプリを作ったことがあって,各プラットフォームに精通した人でないとちょっとお勧めしない。逆に精通した人なら,各プラットフォームの性質をどこまでも引き出せるポテンシャルを持っているので,(フレームワークが安定すれば)いい開発環境になると思う。


さて,記録のために書いておくと,WT3.3はテスト項目が2240件。テスト中に見つかったバグが222件。だいたい10個テストすると1個バグが見つかっている。自分のロジックのバグならすぐ直せるけど,何割かはフレームワークがなんかおかしいというものなので調査に1日とか。これは進まない。自動テストもしたいことはしたいんだけど,画面がちらつくとかボタンのデザインが微妙におかしいとか,そういうのをテストできるような自動テストってあるかなあ。

各プラットフォームで公開した後はどうしようかな。本来ならラズパイを使ったウェザタイオフライン(仮)を作ろうとしてたんだけど,来月から関西に行くので,落ち着くまで電子工作的なことができないかも。WTEditorのオンライン化もやりたいんだけど,それをやりはじめるとまた半年くらいかかってしまうし。

Xamarin.FormsにWPFが追加されたので,Xamarinで実装できなかった既存機能をXamarinに入れている。あとはプラグインくらいなのだが,1つ問題が発生。

今回,プラグイン共通DLLであるWeatherTypingPlugin.dllを,PCLから.NET Standardに変更したりいくつか修正をした。でもこのDLLはStrong Nameになっているので,DLLのロード元をリビルドする必要がある。Denasu System公式プラグインはリビルドすればいいのだが,非公式のものもリビルドが必要になる。

V1共通DLLとV2共通DLLを両方読み込むと型が衝突してしまうし,V1共通DLL用のAppDomainとV2共通DLL用のAppDomainを分離して両方読み込んでみるというのも試したけど,結局,V1プラグインが作成した共通DLL内のインスタンスの型をコンパイルできず,うまくいかなかった。正攻法はGACに入れることなんだろうけど,やっぱり抵抗がある。

てことで,WeatherTypingPlugin.dllのStrong Nameを外すことに。これならファイル名が合っていて後方互換性を確保してあれば読み込める。今まで作られていた非公式プラグインは一度リビルドしてもらわないと動かなくなってしまうが,今ならまだ大丈夫だろうという判断。

ちなみに。UWP,つまりWindowsストアアプリでも.NET StandardなDLLを使ってプラグイン的なものは作れそう。AppDomainは作ることはできないのだが,DLLのLoadはできる。UWP自体サンドボックスで,ファイルアクセスなどが制限されているのでセキュリティ的にはそれほど問題はないのかな。ただ,DLLの置き場所が特殊すぎるので,プラグインのダウンロード機能は必須。

Xamarin Forms 3.0が正式リリースになったのでアップデート。今更だが,Xamarin FormsはC#でWindowsストア,Android,iOS,Macの開発ができる共通フレームワークで,共通フレームワークで足りないところはネイティブの機能を使えるのが特徴。ウェザタイではこれを使ってマルチプラットフォーム版を作っている。

Microsoftはいつもバージョン3.0で一気によくなるジンクス通り,3.0でようやく実用的になった感じがある。詳しい変更点はMicrosoft Buildの動画参照だが,ウェザタイにとって嬉しい箇所を紹介。

パフォーマンス

すごく早くなったわけじゃないんだけど,リストビューとかボタンとか,表示の途中経過が見えていたのが目立たなくなった。途中経過が見えるとパフォーマンスが悪く見えるので,これは良い感じ。

Visual State Manager

WPFにあってXamarinになかったものとしてVisual State Managerがある。例えば横画面と縦画面でUIを動的に切り替えたりするときに使う。どうしても必要だったので自作していたのだが,デフォルトで用意された。

WPF

一番大きいのがこれ。これまでXamarinのWindows版はUWP,つまりWindows 10のストアのみに対応。なので,マルチプラットフォーム版ウェザタイはWindows 7では動かない,はずだった。でもWPFに対応したことでWindows 7と同じものが動くようになる。

とはいえリリースされたばかりなのでいろいろおかしなところがある。一番困ったのがList Viewのアイテムを選択したままアイテムを削除するとNotImplementedExceptionが発生する。どうしようもないので,アイテムを削除する前に,CustomRendererからWPFネイティブの「ListView.SelectedIndex = -1」を実行することに。まあこんな感じでやろうと思えばネイティブ機能を使えるところが良い点ではある。

大学の頃の開発仲間の人達と15年ぶりに会ってきた。普通の飲み会ってあまり面白くないのでもうあんまり出ないけど,普通とちょっと違う生き方をしている人と話すのはやっぱり楽しい。

せっかくなのでその前にってことでラズパイワークショップ。前までは喫茶店とかでやっていたんだけど,機器を広げたりできないので,レンタルスペースを借りてみた。喫茶店で飲み物を頼むより少し高いけど,ホワイトボードもあって快適。さすがにハンダ付けは無理そうだから,そういうときはアキバの作業スペースなのかな。

議題はIoT版ウェザタイで,メインになるところはそろそろ動いてきそうなんだけど,ハードウェアというか,首から下げるキーボード的なというか,どうするかなあ。

WTマルチプラットフォーム版。Android版のテストが終わったので次はWindows 10 Mobileかな、と思って試してみたところ一つ問題が発生。どうもIMEの入力をキャンセルできないみたいで、CoreTextEditContext.NotifyTextChangedを呼ぶと勝手にIMEの変換履歴に残ってしまう。これだとひらがなの意味不明な文章が大量に履歴に出てしまうのでよくない。UWPサンプルを動かしてみようと思ったけど、何故かOSのアップデートができない。でいろいろしらべてみると、去年の10月頃、「Windows 10 Mobileは撤退?」のような話が出ているのか。日本以外ではそれなりに使われているのかと思ってたけど、そうでないなら対応する意味はほとんどないかな。てことでWindowsはデスクトップだけにするつもり。

マルチプラットフォーム版WTの開発は,Windows版のテストが完了した。次はAndroid版をテストしているのだが,Bluetoothキーボードがどうしても101キーボードとして認識されている。どうもキー入力を取得すると101のキーコードが来て,通常はIME側で106に変換しているっぽい。携帯だけならいいけど,raspberry pi版もあるのでどうしてもBluetoothキーボードに対応したい。ということで101->106変換を実装。

現状のWTでは101/106の2次元キー配列(1列分のキー×5段)を既に持っている。これを変換するマップを作ればいいわけで,普通に作ると2重のループで2次元配列のそれぞれを対応づけて,Dictionary<KeyCode, KeyCode>を作る感じ。こういう手続き型のコードはささっと書ける。

ただ,最近関数型言語を勉強していて,写像とか圏論に興味がある。なので関数型で書けないかな,って考えると,101キー集合から106キー集合への写像を作ればいいということなので,あえてLinqで書いてみた。んだけど慣れてなくてすごく分かりづらいものになってしまった。関数型に慣れてる人は簡単に書けるのかなあ。理解しづらいのは置いておいて,コンパイルできるようにするまでは大変なんだけど,書き終わって実行すると一発で動いた。このあたりは手続き型に対する関数型の強みになるのかな。

// KeyLine1をインデックス付きにする
x.KeyLines.Select((xLine, i) => new { index = i, line = xLine.KeyTops })
    // KeyLine2をインデックス付きにする
    .Join(y.KeyLines.Select((yLine, i) => new { index = i, line = yLine.KeyTops }),
        xLine => xLine.index,
        yLine => yLine.index,
        // indexが同じキー行でInner Join
        (xLine, yLine) =>
            // KeyTops1をインデックス付きにする
            xLine.line.Select((xKey, i) => new { index = i, key = xKey.KeyCode })
                // KeyTops2をインデックス付きにする
                .Join(yLine.line.Select((yKey, i) => new { index = i, key = yKey.KeyCode }),
                    xKey => xKey.index,
                    yKey => yKey.index,
                    // indexが同じKeyTopでInner Join
                    (xKey, yKey) => new { xKey = xKey.key, yKey = yKey.key }))
     // key1->key2のmapがキー行数分得られたので1次元配列にする
     .SelectMany(xLine => xLine)
     // キーとキーのDictionaryを作る
     .ToDictionary(item => item.xKey, item => item.yKey);

関数型言語だけど,元々Cマガの千言万語で興味があったのだが,最近いろんな言語で関数型言語的な書き方ができてきているので,Haskelを勉強してみた。で,やっぱりモナドで引っかかるので圏論を勉強し始めたのだが,むずい。群論とか線形空間とかの例はなんとなく分かるんだけど,位相空間とかになると分からない。と思っていたら丁度数学ガールの新刊で位相空間を説明していて助かった。

ウェザタイ。ついにテストに入って、ゴールデンウィークにはマルチOS対応をリリースできそう。各ストアも英語圏に登録して本格的に世界進出しよう、というところなんだけど、シリコンバレーシーズン4を見ていて、ちょっと怖くなった。

お話は、すごい圧縮率のアルゴリズムを使ったチャットサービスを運営してユーザがどんどん増えたけど、COPPA(児童オンライン保護法)に違反していてものすごい罰金を払わないと、っていうもの。話自体は相変わらず面白いんだけどそれは置いておいて、ヨーロッパのGDPRとか、知らないと大変なことになるものが出てきて、個人で作ってるアプリでは把握しきれない。みんなどうしてるんだろう。

ウェザタイも見直してみた。ウェザタイはユーザ登録はあるけど、ハンドルとパスワードだけ。パスワードは暗号化しているし、チャットデータとかはもちろん保持していない。DBに入っている情報は、そもそもランキングとかで公開しているわけで、盗まれても何の情報も漏洩しない。ってことでデータ自体に問題はないと思ってるんだけど、規約までいくとなかなか。

ただ、ランキングのWebサイト欄にメールアドレスを入れている人がいて、その場合は個人と紐付いてしまうわけで、そこだけDBから消してみた。ウェザタイ側でメールアドレスを入れても、今は登録されないようになっている。

Weather TypingマルチOS対応も大詰め。最後にMac対応をしているのだが、なかなか難しい。どうしてもダメだったのがListViewの列の高さを動的に変える方法。ListViewの項目のうち、下半分を普段は隠しておいて、選択したときだけ全部表示する、というのを実現したい。要はランキングのアップロードボタンを隠したいってことなんだけど。

で、WindowsとAndroidではボタン等の表示非表示を切り替えるだけで問題なく動くのだが、iOSとMacはうまくいかない。いろいろ調べて、ListViewItemがクリックされたときにViewCellのForceUpdateSizeを呼ぶとiOSではうまくいった。でも同じ事をMacでやってもうまくいかない。Xamarinのソースを見てみたが、ForceUpdateSizeの実装はTODOになっていて何もやってなかった。その後、Mac側のネイティブコントロールまでいって、NSTableView.NoteHeightOfRowsWithIndexesChangedを呼び出すとか、NSTableView.ReloadDataを呼び出すとかしてもダメ。で、どうもNSTableViewDelegateのGetRowHeightで値を返せばよさそうというところまではいったのだが、XamarinがDelegateを使っているようで、ごっそり置き換えるのは困難。

というところで、Mac版はボタンを表示しっぱなしにすることに。Xamarin側で実装してくれるといいな。

あと、Mac/iOSではListViewに大量のデータを入れると表示が遅い。Windows/Androidはちょっとずつ表示してくれるけど、Mac/iOSはやってくれないっぽい。これも実装してくれるといいな。

第9回タイピングサミットで発生していた「一瞬でワードが消える問題」が解決。先週からずっと、サミットの時に取ってもらったリプレイを唯一の手がかりにして調査をしていた。

リプレイを見ていると、どうも他の人が打ち終わった次のフレームで、前回のワードを打ち終わって次のワードに行ってしまっている。なので、まずはラグを疑ってラグをシミュレートしてみたが、全然再現しない。

次にログを増やして何度もリプレイしていると、1人だけフレームがずれていることが分かった。でも入力不能時間に入力してみたりワード送信メッセージを遅延させてみたり、あらゆることをやって、再現しない。

結局、一番最初からフレームがずれていることが分かって、対戦開始画面でEnterが連打されているのが原因だと分かった。Enterを押す度にメッセージが送信されて、フレームがずれていた。

なかなか再現しないバグってのはたくさん経験したが、だいたい再現しなくていろんな特殊な条件を試しても再現せず、結局普通のことが原因なことが多い。今回もEnterを何度か押すという普通にやりがちな操作。少ない手がかりから原因を推理して、シンプルな結論を導き出していくっていうのはプログラミングの醍醐味ですね。プログラマに推理力は必須。

手元の資料によると、Denasu Systemという名前ができたのは1997年12月30日。ということは今日で20周年らしい。おめでとうございますありがとうございます。ウェザタイは2001年なのでもう少し先。

20周年記念に、ウェザタイのマルチプラットフォーム版の動画を置いておこう。まだまだバグが多いので、バグを踏まないよう動画を撮るのに苦労した。

Windows vs Mac vs iPad vs Androidと、ホスト用に従来のPC版を使った5人対戦動画。

Xamarinを使ったウェザタイのマルチプラットフォーム化は順調に進んでいる。ただ、いろんなプラットフォームの仕様やらバグやらを回避するのが大変。ネット情報も少ないので、1個解決するのに1日かかるとかざら。オープンソースになってるのがせめてもの救い。Xamarin.Forms自体はかなりいいので、変な動作が多いのはもったいない。世の中に広めるためにも、今回分かったTipsをここに書いておくことにする。決して愚痴ではない。

Xamarin Forms for UWP

  • 凝ったUIをリストにしてで表示する場合、Xamarin.Forms的にはListViewのTemplateSelectorを使うのがお勧めのようだが、やってみるとテキストボックス(Entry)のカーソルが表示されなかったりPickerの選択肢が出なかったり(だったかな?)いろいろなことが起こる。結局ScrollView+StackLayoutに落ち着いた。
  • で、ScrollView+StackLayoutにすると、どこをクリックしても最初のテキストボックスがフォーカスされてしまう。ソースを見るとそういう仕様っぽいけど、困るので、ネット情報を参考に、ScrollViewの最初のアイテムとしてサイズ0のButtonを置くことで回避した。
  • XAMLで画像を表示するとき、Anrdoidなどでは画像をResources/Drawableに置けばルートからのパスで指定できるが、同じパスでUWPで使えるようにするには・・・ってことでUWPではルートに画像を置けば読み込めた。気持ち悪いけど。
  • ファイルの扱いも結構困る。Android等ではセキュリティ的に問題なければ自由にファイルパスを指定して扱えるが、UWPはFilePickerなどで指定したファイルか、プロファイル領域しか使えないし、Storageクラスを介さなければならないので自由度が低い。私はファイル操作をラップするクラスを作ってどのプラットフォームでも統一的に扱えるようにしている。

Xamarin Forms for Android

  • ScrollViewと他のUI部品を上下に配置すると、ScrollViewが他の部品をはみ出して画面一杯に表示されてしまう。ScrollViewのIsClippedToBoundsにTrueを設定すればOK。
  • デフォルトではスプラッシュ画面がなく、真っ白な画面が表示される。公式ドキュメントの通りにThemaを作って解決。

Xamarin Forms for Mac

  • ContentPageのBackgroundImageで背景画像を出していたのだが、Mac版だけはタイル表示になってしまう。しょうがないのでContentPageに画面全体のGridを用意してAspect FillにしたImageを配置した。
  • NavigationViewのPopAsyncを何回か実行して一気にタイトル画面に戻るとかしていると、Macだけは途中の画面が表示されてしまう。これはPopAsyncのAnimationパラメータをfalseにすればよい。
  • ListViewの背景がどうやっても白くなってしまうのに悩まされる。ListViewのBackgroundColorにTransparentを設定するだけだとダメで、さらに後ろに白い背景があるっぽい。ソースを見たらあえて白くしているようだったので、ListViewRendererを作って、NativeTableView.EnclosingScrollView.DrawsBackgroundをfalseにする。さらに、これだけだとScrollViewをドラッグしたときに後ろに白い線が見えることがあるのでNativeTableView.HeaderViewをnullにしてようやく完全に透明になった。

Xamarin Forms for iOS

  • ListViewに罫線が入ってしまう。ListViewのSeparatorVisibilityをNoneにすることで消せる。
  • DLLは使えず全部StaticLinkになるのでネイティブP/Invokeしている場合はスタティックリンクにする必要がある。また、他のプロジェクトのクラスの型を参照する場合、GetTypeにモジュール名は付けない。
  • 何故か分からないけどPCLの中にあるクラスに対してGetTypeはできないっぽい。入力方式プラグインはPCLじゃなくて普通のライブラリにした。
  • iOSネイティブのときは、UIInputTextを実装したUIViewでInputDelegateで受け取ったパラメータがUIKeyboardImplで、そのままUIInputTextDelegateにキャストできた。それを使ってTextWillChangeとかTextDidChangeを呼び出し、内部テキストを変更したことをシステムに通知できた。でも、XamarinだとWeakInputDelegateのパラメータをUIInputTextDelegateにキャストできない。ヘルプにはWeakだと実際の継承関係以外の使い方ができるように書いてある気がするけど、どうやるのが正解なんだろう。とりあえず今回はSimpleInputTextのサンプルのように[Adopts (“UITextInput”)]で実装した。ただ、それだとIUITextInputインターフェースを実装しないので、結局TextWillChangeとTextDidChangeを呼び出すパラメータに何を使えば良いのか分からなくなる。なので、わざわざIUITextInputを実装したラッパーを作って[Adopts (“UITextInput”)]を実装したクラスを呼び出すようにして、ようやくiOSネイティブ版と同じ動作になった。

今年もタイピングサミットの2日目に参加してきたので、要望やバグなどを整理しておく。

全般

いつもお昼くらいから本格的に始まるので11時くらいに行ってみたが、みんなウェザタイ(かボードゲーム)をやっていた。いつもこんなにウェザタイばっかりやってなかった気がするけど。。。

で、今年は英語、バラエティ、日本語、日本語7レベル以下の4大会とのこと。強制参加ではないと聞いてタイピング特訓はさぼっていたため、参加はせず。ちなみに前日シングルプレイをやってみたらレベル5.1くらいだった。

改善点

去年の最大の課題だった動作の重さは今回は大丈夫そうだった。通信ラグは相変わらずあるが、ローカルPCで見る自分のワードは問題なし。で、接続方法とか集計方法とか、毎年改善したいと思うものはあるのだが、それはひとまず置いておいて、いくつか不良っぽいものを聞いたり見たりした。

・WT2で対戦ができない。
DPN_MSGID_ASYNC_OP_COMPLETEでDPNERR_ALREADYINITIALIZEDが帰ってきているのは分かったが、その先は分からず。元々DirectPlayはこのブラックボックスが嫌で作り直したわけで、今回は諦めたいところ。

・一瞬でワードが消える問題
プレイしているとたまに一瞬でワードが消えてしまう問題が頻発。リプレイをもらって調査したところ、原因は判明。ラグが大きい場合、1フレーム差で複数の人が打ちきると、次のワードには進んでいるのに、前の問題を打ち切ってさらに次の問題に進んでしまう。プラグイン実装時、全ユーザが同じプラグインを持たなくていいように、入力文字を送る方式から入力結果を送るように変えたところが問題箇所なので、3.1以前は問題ないはず。どう直せばいいかは検討要。

・ロビーが落ちる
ロビーのホスト側が、対戦終了後に落ちていたことが何回かあった。終了後なのであまり問題になってなかったけど。資料採取はできなかったので、今後再現したら調査要。

・ラグ
今回、5人対戦+前方スクリーン1人で6人対戦をしていたが、そこまでいくとラグが結構発生する。後ろで見ていると、打ち切っているのに思ったより得点が入っていない、と言っている方が何人か。打ち切りのタイミングは、全員がローカルPCで打ち込んだタイミングを送り合い、全員の結果が揃った時点でタイミングを比較する(ただし現バージョンは前述の問題で1フレームずれている)。で、ラグが大きいと自分の画面では打ち切っているのに、全員揃えてみると相手の方が早く打ち終わっていた、という感じになる。前方スクリーンでは全員がラグ状態で表示されていたので、正確な打ち切りの順番が見えるはず。

・キック問題
WT3の裏技として知られているらしい、「キック」が「kicku」で打てる問題。バグなので修正する予定。該当部分はオープンソースにしているので具体的に書くと、InputFilterRomanV1.csのProcessSokuonShortcutで全部のConnectionを処理しているのが問題。昔はこうではなかったようなので、何か理由があってこうしているはず。バグではあるけど、もう少し調査が必要。

・全員が参加前に誰かがEnterを押すと全員やり直し
これは多分直すのが難しいけど、今回ここがかなりネックになっていたように見えたので、改善できれば効果は高そう。

・マニュアルが欲しい
マニュアル、特にロビーとかポート開放なんかのやり方の説明が必要という要望。最近の流れだと、説明はアプリ内に書いておいてマニュアルはない、というのが主流なのでそうしたいんだけど、ちょっとこみいった内容は書く場所がないので、やっぱり補足的なマニュアルは必要か。毎回めんどうな接続しなおしも、ウェザタイのコマンドライン引数の説明(/host or /connect ipaddressで、実はロビーを介さなくても対戦できる)があればもう少し楽だったかも。ともあれ、今更真面目なマニュアルを書くのは面倒なので、プラグインの説明のときみたいな変な文体で書こうかな。

・英語圏へ進出
今後、ウェザタイのストアアプリ化に向けて英語も充実させたいという話をしたところ、今の英語は打ちづらいという話らしい。ワード生成の仕組み上、短文かつ固有名詞が多くなりがちで大文字が多くなるとのことだが、とりあえず固有名詞を少なめにワードそのものの量を増やそう、という方向、かな。自分でも作ればいいんだけど、実際いくつか作ってみると分かるけど、結構難しい。

・Mac版が欲しい
最初にサミットに参加したときから言われていたMac版。なんだけど、今やっているプロジェクトでついにMac版を公開できるかも。近い内に日記とTwitterで計画の全貌を書くつもりだけど、こんな感じでMac版でも少し動き始めている。

・打ち終わりの音
これも最初にサミットに参加したときに言われていた要望。WT3で結構実現したけど、まだまだ実現してないものが多い。

・プレイヤー増殖
再現性は不明だが、ESCでゲームを抜けるときにプレイヤーが増える、らしい。連打が怪しい?

感想

ウェザ大会、かなりの長丁場だったけど、休憩入れつつで最後まで盛り上がっていた。その後、「誰が何をゲーム」(だったかな?)で、全員が作成したワードをシャッフルしてみんなで打つという企画には参加したが、これはこれで、ウェザタイの面白い活用法をまた教えてもらった感じ。95%しばりもそうだけど、ウェザタイ側で特別なことをしなくても、ウェザタイの枠外でいろいろルールを作れるというのはやっぱり面白い。バラエティワードもそうだし、毎年工夫してもらって大会を開いてもらえるのはありがたい。

今後もどこまでウェザタイが使われているかは分からないけど、RTCなど、タイピングの面白さが広まってきそうな今の流れに少しでも役立てるよう、開発は続けるつもり。っていうか、現状家にいるときはずっと開発してる気がするけど、あまり進まない。オープンソース化も真面目に考えるときが来てるのかも。

9/24に参加したRealforce Typing Championshipのファミ通の記事が面白い。

「これが世界最速のeスポーツだ! REALFORCE主催のタイピング日本一決定戦がすごかった【TGS2017】」

大会前、Twitterタイムラインで「タイピング日本一を決めるトーナメントがアツい(たぶん)【TGS2017】」のブログ記事が流れてきていた。この記事では時間があれば取材する、みたいなことが書いてあったのだが、結局ずっとブースにライターさんが張り付いて写真を撮っていた記憶がある。

で、その記事だが、長い。けど、さすがプロのライターさんですね。会場の臨場感そのまま、見所がまとまっていて面白い。こんな感じで一般の人にも競技タイピングが広まっていくといいですね。